清明は四月五日から四月十九日まで。
清明とは、すべてのものが明るく清らかで生き生きと感じられるという意味。
暖かい陽気が続き、みずみずしい食材がたくさん出回る頃。
旬の山菜や春野菜に含まれる苦味は体にもいいので、毎日の食卓で味わいたいもの。
いろいろなメニューにも挑戦してみたいけれど、まずはシンプルに和食がいい。
味や香りはもちろん、旬の野菜が持つ淡い色合いも楽しめる食卓にしたい。
この季節にしか手に入らない生のたけのこは
茶色の皮のうぶ毛が立って、全体につやがあるものが新鮮。
出回り始めるそら豆もみずみずくておいしい。
春の訪れを感じるたけのこご飯は、旬に一度は作りたいもの。
ごはん鍋で炊いたら、おこげもできて香ばしい仕上がり。
そろそろごはんのおいしさにもこだわってみては。
フラム ご飯鍋
デイジー 茶碗S
新じゃがは皮付きのまま煮て、たっぷりとおおらかに盛りつける。
存在感のある大鉢が食卓にあると、それだけで豊かな雰囲気。
落ち着いたグリーンの鉢もこの季節に取り入れたい器。
ボナクイユ 260ボール
オクトゴーヌ 4.5寸小鉢
ふきのお浸しとラディッシュの浅漬けが入った角鉢は
もともとはお重として販売されているもの。
磁器製なので、常備菜を入れたままにしておけるのがうれしい。
バルバリ ココガモプレート
リセ 三段重
和風のメニューでも洋風の器を取り入れることで、軽いカジュアルな雰囲気に。
グリーンのクロスとアメ色の大鉢をポイントに、淡い春の食材が映えるやさしい風合いの器をセレクト。
ごはん鍋から炊きたてをテーブルの上でよそえば、ごちそう感も楽しさもアップ。
春は緑色がきれいな季節。
器も季節の色を取り入れると、食卓はもっと豊かになる。