企画通信-2023秋冬

エタンセル

料理が華やかに見えるレースペーパーや万華鏡のようなプレートが作りたい。

そんな思いから企画をスタートしました。

 

 

万華鏡を覗いた時のわくわく感を思いながら、

模様自体がきらめいているようなデザインを描いていきました。

 

釉薬がたまったり、光があたってやわらかな陰影が現れるように

凹凸や曲線の組み合わせから生まれる模様を作りました。

柄の凹凸を3層にすることで見え方に変化が生まれ、奥行きのある柄になっています。

 

ドットの間隔やサイズ、線の太さの強弱や曲線の美しさなど、

こだわりが詰まった柄がみどころです。

 

 

優しい自然光に照らされたエタンセルの影が美しくて気に入っています。

 

朝食のパン、お昼のサラダ、夕方のケーキを食べる時間、、、。

1日の中でも光の雰囲気は移り変わります。

ぎらっと目覚めるような強い光、ふんわりとした光、夕焼けの色を含んだ光。

 

この時間の光にあたるエタンセルの表情が綺麗!

とお気に入りの陰影を見つけてもらえると嬉しいです。

 

 

色は透明感がある淡い色味で、装飾が魅力的に見えるものを選びました。

 

白とブルーグレーは模様が優しく浮かび上がり、雪の結晶のようにも見えて品があります。

おいしそうなキャラメル色は模様がはっきりと見えて存在感があります。

 

 

サイズは170プレートと120プレートの展開です。

ケーキや焼き菓子、チョコレートを盛り付ける想定でサイズを検討しました。

 

ワインボトルやピッチャーの敷き皿、カップのソーサーとしても使っていただけるように、

サイズ感や凹凸の密度を調整してデザインしています。

 

 

ロゴは光の軽やかな動きを筆記体で表現し、

エタンセルの三角に飛び出たフォントがアクセントになっています。

 

 

光にあたった時の美しさ、

料理を盛り付けた時の美しさを楽しんでいただけると嬉しいです。

 

WRITTEN by Risa Matsumoto

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