ブーノ
イタリア語で「丘」「丘状」という意味のブーノ。
土の風合い溢れるモダンな台皿です。
少し下がすぼまった円錐台形は、モダンでスタイリッシュな印象で、
フラットな面が素材の荒々しさをより際立たせています。
まるで舞台の上に立つように、テーブルから一段上がる高さが盛り付ける料理を引き立て、魅力的に演出します。
例えば、ブーノの藍染付に殻付きの牡蠣を置き、サルサとディルをのせます。
牡蠣のつやと、貝のゴツゴツとした表情。器の土感と呉須の濃淡。
そしてサルサとディルが指し色になり、きらきらとした一品が出来上がります。
つやのある食材や料理をのせることで、器の質感との対比で、料理と器、どちらも魅力的に見せてくれます。
↓裏面の仕様
色展開は左から錆かいらぎ、黒柿釉、藍染付の3種類。
錆かいらぎは荒土の上に施した、化粧土の独特なかいらぎ模様が特徴的。
モノトーンで料理や他の器との合わせやすさもあり、人気のある仕様です。
黒柿釉は錆を巻いた深みのある黒色で、ざらっとした土の質感を感じる仕様です。
藍染付は呉須の青のにじみや濃淡が魅力的で、艶のある表面が瑞々しい印象です。
サイズは径が6寸で約18cm、高さは3cmです。
6寸サイズは和菓子やデザート、前菜にもおすすめで、中央に盛るだけで特別な雰囲気をまといます。
WRITTEN by Maori Ota