シーズニングボールSeasoning bowl

 

料理に必要な調味料を事前に揃え、準備の時間も楽しめるボールです。

 

ソルト、ガーリック、ターメリック、チリ、カルダモン、クミン、コリアンダー、クローブ。

全部で8柄あり、ボールが並んだ姿は圧巻です。

 

 

日本でもスーパーなどでスパイスがずらっと揃えられています。

どんな料理に使うのだろう、と見ているだけで異国に思いを馳せるようなわくわくした気分になります。

どの世代にもなるべく馴染みがある調味料を選びデザインしました。

 

柄に書かれた8種のスパイスは、全て用意するとカレーが作れます。

シーズニングボールはスパイスカレー作りのお供にもぴったりです。

 

 

内側のロゴがポイントのシーズニングボール。

さりげないけれど印象に残る、そんな字体を意識してデザインしています。

 

字の強弱やバランス、どこか温かみのある雰囲気に仕上げました。

文字のベタ面が広いので、銅版のかすれや滲みもよく表れます。

 

 

和紙に印刷されたロゴをハサミで切り取り、

1枚1枚水をつけながら商品に貼り付けて出来上がります。

 

文字の色は、字体の雰囲気と合う紺色を選びました。

既存の薄い青は柔らかな雰囲気、黒は強すぎる印象だったため、紺色がしっくりきました。

ほんの少しの色の差ですが、

その差にこだわることでシーズニングボールの印象が変わります。

 

 

土は磁器土を使うことで素地の色が白く、青みがかったすっきりとした色がでます。

銅版の紺色の文字が美しく見えるだけでなく、清潔感があります。

また、色とりどりの食材や調味料をいれると磁器土の白がより美しく感じられます。

 

 

 底に丸みのある形で、ボールがころころと揺れる様子が愛らしいです。

側面にはスプーンと「STUDIO M'」のロゴが入っています。

 

口元に厚みを持たせたデザインなので欠けにくく、使うときの安心感もあります。

おおらかに広がる形状とつるんとした素材感で、洗いやすいのも嬉しいです。

 

 

愛らしいボールは料理をする時にきっと支えになってくれるはず。

いくつか集めて、準備の時間から楽しんで料理をしてみましょう。

 

 

WRITTEN by Risa Matsumoto

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