ブンナBuna

「陶器素材のリラックスムードなコーヒーの道具たち」

慌ただしく平日を過ごした後の休日には、リラックスしてゆっくりと朝の時間を堪能したい。
そんな時間に欠かせないコーヒー。
お気に入りの道具をつかって淹れると気分も上がってきます。

ブンナは陶器素材のコーヒーの器のシリーズ。
コーヒーの産地のエチオピアで、「コーヒー」という意味の言葉です。
アイテムはドリッパー、ピッチャー、マグの展開です。

ドリッパーは円錐型で、市販の円錐型ドリッパーの紙のフィルター(1〜4杯用)をセットして使えます。
2人の時はピッチャーの上にドリッパーをのせて使います。
ピッチャーの容量は約550cc(満水時)で、だいたいマグ2杯分いれることができます。

1人で飲みたい時にはドリッパーを直接マグの上にセットすれば、1杯分が気軽に抽出できます。

ドリッパーは内側はこんな感じ。
凹凸の差が少ない分、落ちる速度はやや遅めです。
参考までに、市販でよくある中細挽きですとマグ2杯分以上を入れようとすると時間がかかるため、挽き方を少し荒目に調整していくといいと思います。

ピッチャーはすっきりとした本体に、ゆるやかなカーブの取手がやや下の位置についていてバランスが少し個性的。
コーヒーのサーバーとしてだけではなく、水とかジュースなど飲み物を入れて使えます。

マグはピッチャーに合わせて、シンプルだけど少し取手に個性を出したデザインです。

 

ドリッパー、ピッチャー、マグの共通点は、縁の角張った感じ。口元の縁、取手の縁、台座の縁・・。
それぞれ面をしっかり取って、角をしっかり出しています。
素朴で無骨な雰囲気で釉薬の焦げも出やすく、さりげないアクセントになっています。

裏印の手書きのようなゆるい文字も可愛らしい。
ドリッパーはサーバーやマグにのせるときにガタつかないように、文字が凹んでいます。

色はエクリュとミントの2色。

エクリュは鉄粉や焦げが味わい深い、素朴で温かみのある色。
シンプルな形状なので釉薬の変化が良いスパイスになっています。

もう1色は土の素材感がありながらも、明るめで爽やかな雰囲気のミント。
土由来の鉄粉や焼き具合によっては焦げも出るときもあります。

同じ色で揃えてもいいですが、エクリュとミントを組み合わせてもよく似合いますよ。

ドリッパーの中心にそっとお湯を注いでいくと漂い始めるコーヒーの香り。
ゆっくりとコーヒーが落ちていくのを待つ時間も贅沢に感じる。
ブンナのドリッパーやピッチャーは素朴な雰囲気で、ゆったりとくつろいで過ごしたい朝の気持ちにぴったり寄り添ってくれます。

WRITTEN by Maori Ota

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