宮城県では餅を食べる機会が多く、年中行事には欠かさず食べられているそうです。
その中でも「ずんだ餅」は宮城県を代表する郷土料理の一つ。
宮城県まで行かないと食べられないイメージがありますが、
お家でも意外と簡単に作れるんです。
柔らかめに茹でた枝豆の皮を取り除き、薄皮もひとつずつ取ったら、
砂糖と少しの塩を加えてすりつぶします。
この時すり鉢とすりこぎがあると便利ですよ。
好みの細かさにすりつぶしたら、茹でた餅に絡めて完成です。
ずんだ餅という名前には諸説あり、甚太(じんだ)という農夫が創作したという説、
伊達政宗公が陣太刀の柄で枝豆を砕いた説、また、豆を打つ音「ずんだ(豆ん打)」を表したとの説もあります。
ずんだ餡はつくるのに手間がかかるため、昔は子どもたちが
さやから豆を取り出す作業をして、家族総出でつくっていたそうです。
鮮やかな色が夏らしい一品。
器も涼しげなものを用意しました。
皆さんも今日のおやつに、手づくりの「ずんだ餅」はいかがですか。