郷土料理は、各地域の産物を上手に活用して、
風土にあった食べ物として作られ、食べられてきました。
今はなかなか遠くへ出かけることは難しいかもしれないけれど、
日本の郷土料理をお家で作って、
マルミツポテリのうつわに盛り付けて、
その土地の魅力を感じてみませんか。

第31回

高知県

「たいものころばし」

高知県では、里芋のことを田芋(たいも)と呼び、米に次ぐ貴重な栄養源として、昔から食べてられきました。

県の中西部に位置する佐川町の独自の郷土料理として親しまれてきたのが「田芋のころばし」です。

田芋を使った煮っころがしのような料理で、醤油と砂糖で甘辛く味付けします。

仕上げにごまをまぶすのが特徴で、ごまの上で田芋が転がすため「ころばし」という名が付いたといわれています。

ヒュッテをバット替わりに、転がします。

コロコロと転がる芋が可愛らしくて癒されます。

小さいお子さんと一緒に作るのも楽しそうです。

実際に佐川町では、子どものおやつとしてもつくられているそうですよ。

子どものカレー皿としてぴったりなマドゥライ オーバルボウルのSサイズは、

副菜やおやつを盛るのにもちょうど良いサイズですね。

田芋は、親芋から子芋、さらに孫芋と実が増えていくことから、

子孫繁栄の象徴として伝わっている縁起の良い食材です。

また高知県の田芋は甘みはが少なく、ほくほくとした口あたりが特徴です。


今回はスーパーに売っている里芋で作りましたが、美味しくできました。

本場の田芋で作って食べ比べるのも楽しそうです

高知県

高知県は、豊かな森林と青い海の国で、この恵まれた自然環境が調和し、豊かで変化に富んだ風土がつくられています。温暖多湿な気候のため、足摺岬や室戸岬ではアコウ、ビロウといった亜熱帯植物が自生し、高知平野では早場米が収穫されますまた古くから野菜のハウス栽培が行われ、園芸王国でもあります。県内で共通して、「宴会」を意味する「おきゃく」文化が根づいており、神事に祭事、誕生祝いから還暦祝いまで、おきゃくが催されています。