郷土料理は、各地域の産物を上手に活用して、
風土にあった食べ物として作られ、食べられてきました。
今はなかなか遠くへ出かけることは難しいかもしれないけれど、
日本の郷土料理をお家で作って、
マルミツポテリのうつわに盛り付けて、
その土地の魅力を感じてみませんか。

第32回

岡山県

「たこめし」

たこをぶつ切りにし、炊き込みご飯にした「たこめし」。

岡山県のたこ漁獲量は全国でもトップクラスで、特に潮流の速い倉敷市下津井で

育ったたこは、独特の歯ごたえがあり身がしっかりしています。

そんな地元で愛される郷土料理を、今回はごはん鍋で炊いてみます。

鍋に、浸水させたお米、だし汁、醤油、酒、薄切りにしたタコを入、後は白ごはんと同じように炊きます。

たこめしは漁師が獲ったたこを船の上で食べていたのが発祥と言われています。

現在は県内の飲食店や地元のイベント等、また家庭でも作られ、親しまれています。

春から夏に旬を迎えるたこ。

透明感のある飯碗に盛り付けて、夏の漁師飯を見た目から楽しみます。

シンプルな味付けで、素材の良さが光る一品は、土鍋で作るとより一層美味く仕上がります。

ぜひ夏の定番料理に加えてみてください。

岡山県

気候は温暖で、年間の降雨量が少ないことから「晴れの国」とも呼ばれている岡山県。県北部は山と温泉に、南部は穏やかな海と多島美に恵まれ、美しく彩られた瀬戸内が広がります。春の桜、夏の海水浴場や高原でのレジャー、秋は紅葉の名所巡り、冬はスキーや温泉といったように、一年を通じて自然を満喫することができます。主な産業としては世界的にも有名な倉敷市児島地区や井原市を中心としたデニム・ジーンズなどに代表される素材・繊維・機械加工などが挙げられます。