イカの黒作りは、塩辛の一種で、富山県独自の珍味として親しまれています。
江戸時代から食べられているこの料理は、富山ではスーパーには必ず置いてある一品で、
一般家庭でも食べられているおなじみの味です。
新鮮なイカを使って家庭でも作ることができます。
まずスルメイカの皮をむき、身を細かく切ります。
イカスミ、肝臓を混ぜ合わせ、一晩熟成させたら完成です。
ちょっと不安になる見た目です...(笑)
しかしこの黒さが重要なんです!
「イカスミ」は健康食品としての注目を集めていて、免疫細胞に作用することから
美容・老化防止といった効果が期待されています。
見た目も味も渋い一品ですが、ツバメのマークがポイントのプチカップに盛り付けて可愛らしく仕上げました。
敷き皿もプラスすると、いっそう華やかに、いつもと違った雰囲気が楽しめます。
実際に食べてみると、見た目に反してクセが控えめで驚きました。
普通の塩辛なら、肝のコクと独特の渋さや臭みがありますが、黒作りは、
イカスミによってその渋さや臭みが抑えられ、身の甘みと塩辛さを強めに感じます。
これは絶対お酒に合う!と、日本酒が欲しくなりました。
皆さんはぜひお酒や白ご飯と一緒にお楽しみください。
また、パスタに使ったりと、アレンジレシピもあるのでお試しくださいね。