「冷や汁」は宮崎県を代表する郷土料理です。
かつては僧によって全国に広められましたが、温かい気候の宮崎県に
よく合ったため、郷土料理として根付いたと言われています。
県内でも地域や家庭によって冷や汁の作り方は様々ですが、基本はいりこや魚のすり身、炙った味噌、
、すりごま等を合わせたものをダシ汁でのばし、仕上げに豆腐・キュウリ・青じそを加え、冷えたご飯にかけて食べます。
今では夏にぴったりで栄養も取れる健康メニューとして広く食べられています。
その地域によって使う魚もアジ・トビウオ・カマスと様々、ダシ汁も魚の骨・昆布、
更に上にのせる野菜などのトッピングにも多くの種類が見られます。
今回はアジで挑戦します。
まずは焼いたアジのみをほぐし、すり鉢ですってなめらかにします。
それを味噌と一緒にフライパンで炙ります(グリルや直火で炙る方法もあります)。
一気に味噌の香ばしい匂いが広がります。
すり鉢に戻し、出汁を入れながらなめらかに整え、最後に豆腐と野菜を入れたら完成!
夏の栄養補給にぴったりな「冷や汁」は、メランジェボールLに盛り付けます。
明るい太陽のような黄色は、見ているだけで元気をもらえます。
器のアクセントになっている注ぎ口を使ってご飯にかけると、最後まで注ぎやすかったです。
ご飯を盛ったラヴィゴットのお花柄とも色味が合っていて可愛らしいですね。
2人分くらいかな?と思って作りましたが、さらさらっと1人で全て食べてしまいました。
作るのに少し手間はかかりますが、その分美味しくいただける、おすすめの郷土料理です!
ぜひおうちでお試しください。