赤こんにゃくは、滋賀県近江八幡市の名物で、三二酸化鉄という鉄分で赤く染められたこんにゃくです。
普通のこんにゃくに比べ、独特な臭みがなく、きめが細かく、柔らかくプリプリとした触感が特徴です。
切る前のこんにゃくがこちら。
この状態で販売されているのですが、なかなかのインパクトです。
特徴的な赤い色の由来として、華やかなものを好んでいた織田信長が赤く染めさせた
などの諸説があり、信長にゆかりがあることで知られています。
今回は赤こんにゃくで、3種類の料理を作ってみました。
左から「赤こんにゃく煮」「赤こんにゃくとピーマンのきんぴら」「赤こんにゃくのお刺身風」です。
盛りつけた器はパルテ3品皿。
おかずを少量ずつ盛り付けて、お店のような雰囲気が味わえます。
今回は白・鋼の2色を使って盛ってみました。
白に盛るとこんにゃくの鮮やかな赤が綺麗に映えます。
一方、鋼はシックで格好良い印象に。
赤こんにゃくに縁の深い織田信長のイメージにもぴったりです。
そして赤色にこだわって、徳利とお猪口も赤を選びました。
いざ食べてみると、味は普通のこんにゃくそのものですが、歯ごたえがしっかりしています。
お刺身風は、レバ刺しのような見た目というのもあり、お肉感覚で食べる人も多いのだそう。
そして鉄分はレバー以上に豊富に含まれています。
通常のこんにゃくの代わりに使うと、たっぷりの鉄分が摂取できちゃいます。
健康にも良い滋賀の赤こんにゃく、気になった方はぜひチャレンジしてみてくださいね!