今日ご紹介する郷土料理は、神奈川県の「かんこ焼き」。
春の山菜や秋のきのこなど、四季折々の地元食材を小麦粉の皮に包んで焼き上げた、相模原市津久井地区に江戸時代から伝わる伝統の味です。
「かんこ」とは雅楽で使われる太鼓のひとつで、見た目が似ていることからその名前がついたと言われています。
昔は稲作に適さない山間地でのご飯の代用食として食べられていましたが、最近では各家庭の手近な食材を包んで、おやつとして食べられています。
さっそく作っていきましょう。
小麦粉で作った生地で具材を包みます。
中に入れる具に決まりはなく、季節のものや家にあったもので作れるのが楽しいところです。
今回は、季節を感じるかぼちゃ、醤油で薄く味付けした山菜、定番のあんこの3種を包みました!
フライパンで軽く表面に焦げ目をつけたら、蒸し器で蒸して出来上がり。
おやきの一種ですが小さめのサイズで、よりおやつらしい「かんこ焼き」。
半分に切るとカラフルな断面が見えました。
そんな可愛らしい見た目に合わせて、新商品「トゥインクル」のプレートに盛り付けました。
くるりと囲むように入ったレリーフが、料理を華やかに飾ってくれます。
洋風のプレートですが、和のおやつにも合わせてみるのもいいですね。
「かんこ焼き」は蒸し器を使わずにフライパンで蒸すこともできます。
ぜひオリジナルの具材で「かんこ焼き」を作ってみてくださいね。