郷土料理は、各地域の産物を上手に活用して、
風土にあった食べ物として作られ、食べられてきました。
今はなかなか遠くへ出かけることは難しいかもしれないけれど、
日本の郷土料理をお家で作って、
マルミツポテリのうつわに盛り付けて、
その土地の魅力を感じてみませんか。

第18回

香川県

「わけぎあえ」

「わけぎあえ」は酢と味噌を合わせた「ぬた」でわけぎをあえたもの。

香川では春の郷土料理として親しまれている一品です。

あえ衣には甘い白味噌を用います。

レゼットのすり鉢がちょうど良いサイズ感です。

茹でたわけぎと他の材料を作ったあえ衣であえたら簡単に出来上がり。

春らしいカラーのオクトゴーヌ4.5寸小鉢に盛りつけます。

茹でたマテ貝やアサリ、タコなどを加えるとごちそう感が増します。

今回は油揚げとツブ貝を加えました。

わけぎはネギよりも風味がやわらかいので、さっぱりとした味が楽しめます。

家庭でも簡単に作れるので、ぜひ、香川の春の郷土料理を味わってみてくださいね。

香川県

豊かな瀬戸内海と温暖な讃岐平野に囲まれた香川県は、郷土料理の宝庫。香川県の代名詞「讃岐うどん」の他、香川ならではの食材が充実しています。また香川県は日本一小さな県で、高速道路を利用すれば高松から県内ほとんどの地域を1時間以内で移動することが可能です。三年に一度開催される瀬戸内国際芸術祭など、アートの県としても知られています。