ポイントは2つです。
【1.器同士の衝突による破損】
食洗機内では食器同士の接触があると思います。器と器の距離が近い状態で食洗機にかけると、器同士が接触し欠けやヒビなど破損の元となります。
【2.水分によるトラブル】
食洗機内は大変水量が多いため、器の中に水分が吸収され、シミや匂い、カビの元となる可能性があります。
それでは、どうしたら食洗機による器のトラブルを防げるのでしょうか?
まず、【1】の破損について。
これは食洗機内で、カチャカチャと器同士が接触しなければ破損する可能性も少ないので、食洗機内にあまり多くの器を入れないようにすることである程度破損は防げます。
次に【2】の吸水性について。
食洗機内では循環した水を利用して食器を洗っています。その水が油分や汚れを含んでいれば食器が吸収する可能性があり、シミや匂いの原因となります。ただし、食洗機から出したあと乾燥をしっかりとする事で、においやカビの発生をある程度抑えることが出来ます。
食洗機の乾燥が終わった後、温度や湿度はカビの発生する原因となるので、そのまま入れっぱなしにせず、フタを開けておいたり、風通しの良いところで一昼夜ほど乾燥させてください。
【結論】
根本的な解決策は無いので、長く使っていただく観点から、食洗機の使用はオススメしておりません。ただし、上記のことをご了承の上、食洗機を使用する場合は余裕を持った枚数で、食洗機使用後しっかりと乾燥させてご利用ください。