ミルクパンの取手の裏側に付いている穴。こちらの穴は製造工程上で必要なものです。
ミルクパンは身と取手を別で作っており、取手の中は空洞になっています。
取手の穴が無い状態でくっつけてしまうと中の空気が密閉され、焼成時に中の空気が膨張し、
破損してしまう可能性があります。このため、この穴は破損を防ぐ役割であいています。
ちなみにこの穴はミルクパンに限らず陶製フライパンのように棒状の取手の付いている商品の
ほとんどに見られます。
また使用時は火にかける際、熱せられた蒸気がこの穴から出てくるため、穴付近は熱くなり、
やけどの恐れがあります。ご使用の際はご注意くださいませ。