写真のナヴァラン 6号浅鍋のように、
表面に見られるつまようじで刺したような小さな穴。
これはピンホールと呼ばれるものです。
土を主成分とする陶器には、素焼きの段階で器に多くの空気が含まれており、
これが焼成時に気泡となって釉薬の表面に小さな穴となって現れます。
ピンホールは土の違いにより、現れてくる大きさや数はさまざまです。
土鍋だけではなく、下の写真のラコットクルンプリなどの陶器の器にも
現れることがあります。
陶器の特性の1つであり、自然に現れる現象としてご理解いただければと思います。
普段の食事では問題なくお使いいただけますのでご安心くださいませ。