写真の「パルード スープカップ」や「プロン スープカップ」は
胴体部分と取っ手部分を別々で成形し、後からそれらをくっつけることで作られています。
取っ手部分が重い場合、胴体と取っ手をくっつけてから焼成を終えるまでの間に
少しずつ胴体の生地が取っ手部分に引っ張られ、多少の歪みが生じる場合があります。
マグカップと比べるとスープカップは容量が多く、スープが入った状態でも
重みをできるだけ感じにくくするため、取っ手が分厚くデザインされています。
使いやすさを考え、マルミツポテリのスープカップはこのような形になっているのですが
そうすることで取っ手部分が重くなり、より歪みが生じやすいのです。
ちなみにポットや土鍋など、取っ手の付いている商品は同じように取っ手に引っ張られることで、
わずかに楕円形に見えるものもあります。
多少いびつなかたちも含めそれぞれの器の個性としてお楽しみいただけたら幸いです。