ウインナーやベーコンの肉類と玉ねぎ、ピーマンの野菜類をケチャップで味付けしたスパゲッティ。
このイタリアにはない日本発祥のスパゲッティは東日本では「ナポリタン」、西日本では「イタリアン」と呼ばれています。
昭和の時代から洋食店や喫茶店では定番料理として親しまれてきましたが、
平成の終盤にかけては時代の流れとともに徐々に見かけなくなりました。
ただ名古屋では「鉄板イタリアン」という名で独自に進化し、今も名古屋めしの一つとして人気を誇っています。
鉄板イタリアンとはスパゲッティが冷めないようにと、熱した鉄板に盛り付けたイタリアンで、
麺の焦げ付きを防ぐため溶き玉子を敷くのも名古屋スタイル。
今、令和の時代はレトロブーム。
イタリアン、ナポリタンは昭和レトロな料理として注目され、名古屋では不動の人気の鉄板イタリアンもSNSにより全国的に知られるようになりました。
ここは名古屋のとある喫茶店。
名物は鉄板イタリアンならぬ陶板イタリアン。
耐熱陶器は保温効果に優れているのが特徴で、鍋料理など火から下ろしても暫くはぐつぐつした状態が続き熱々の料理を楽しむことができますよね。
それと同じように耐熱陶器を使った陶板イタリアンは、ほど良く火の通った玉子がスパゲッティと絶妙に絡まりこれまでの鉄板イタリアンとは一味違う美味しさを楽しむことができます。
「Omelette pan」
ドリンク容器はガラスではなくビビットな色の陶磁器製カップを使って可愛らしいレトロポップな印象に。
「Palette cup L」
これからの消費を担うと言われているZ世代。
多くの若者たちが昭和レトロに興味を持ち、自分のお気に入りのレトロなものや体験をSNSに上げています。
ブームに乗り遅れないために、Z世代を虜にするようなレトロ要素を取り入れた店舗企画やメニュー構成が必要になってきています。
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