食材の色を引き立たせる釉薬が施された和食器は昨今、和食に限らずフレンチやイタリアンのシェフからも問い合わせが多く、幅広いジャンルの方に使っていただいています。
そこで今回は和食器を示す「せともの」について少しお話しします。
愛知県瀬戸市は千年以上もの歴史がある世界を代表する焼き物の産地です。
日本では陶器一般のことを「せともの」と言われており、この「せと」とは「瀬戸」のことを示しています。
瀬戸は約千年前に焼き物が始まり、その生産は休むことなく現代まで連綿と続いている世界的にも稀有な産地。
この永い歴史の中で生まれた焼き物は食器からノベルティまで多種多様で、且つ優れた職人技(クラフトマンシップ)により日本のみならず海外まで流通しました。
先人たちの努力により常に日本の焼き物づくりを牽引してきた産地だからこそ、日本の中で焼き物と言えば「瀬戸」でつくられた「焼き物」すなわち「せともの」と言われるようになったわけです。
またこれらを可能にしたのは自然の恵みがあったからこそ。
瀬戸層群と呼ばれる瀬戸市近郊の丘陵地帯からは焼き物の原料となる良質な粘土と、ガラスの原料となる珪砂が採取されてきました。
また山間地帯には窯の燃料となる松などの樹林が広がっており、この瀬戸一帯の恵まれた自然が窯業発展の支えとなってきたのです。
この自然に恵まれた歴史と伝統を有する瀬戸に本社を構えるマルミツポテリは、職人さんによるクラフトマンシップを駆使し現代の飲食業界に適したモダンデザインの器を世に送り出しています。
瀬戸本社ショールームでは芸術的価値を上げる多彩なマルミツクラフトマンシップの器を実際に手に取ってご覧頂けますので、ご購入を検討の際は是非お越し下さい。
また遠方の方へは貸出サンプルがございますのでご利用の際は担当までお問合せ下さい。
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