夏の暑さから解放され気候が良い秋。
よく「〇〇の秋」と言いますが飲食業界では間違いなく「食欲の秋」ですよね。
左上から時計回りに
Albert egg pan / Robe footed dish / Petit gatis plate / Landrace 200 plate
飲食店では集客アップのため各シーズン毎に限定メニューを設けて展開しますが、
秋はメインからデザートまで秋の味覚が幅広く使われるため、1年の中で一番魅力的な限定メニューとなります。
美味しい料理を食べて満腹なはずなのに「デザートは別腹」で締めの甘いものまでペロッと食べられてしまう。
「デザートは別腹」とよく言われますが調べてみるとこれは科学的にも証明されているようです。
食欲は摂食中枢と満腹中枢でコントロールされており、この二つの中枢は生理的と感覚的に働きます。
生理的は血糖値が低くなると摂食中枢が反応して食欲が増し、
食事を摂り血糖値が上がると満腹中枢が反応して食欲がなくなる。
感覚的は「美味しい情報」で食欲がわきます。
例えば鉄板で焼かれるお肉の「ジュ―」という音や、
うなぎ屋から漂う炭火で焼いたタレの香ばしいにおいなどは自然と食欲がわきますよね。
これは過去の食事体験の記憶や知識によって脳が判断を下します。
「デザートは別腹」とは満腹でも甘いものは美味しいという記憶や知識により,
摂食中枢が刺激され食べられるというわけです。
感覚的な食欲は料理の味や見た目、香り、食感、調理の音、店内の雰囲気などが総合的に脳に蓄積され判断されます。
そのためデザートをより食べてもらうには「季節限定メニューはより美味しい」と思ってもらえる見た目が重要となります。
フランスのヴィンテージ感漂う花柄プレート「Ravigote 240 plate」×タルトタタン
伝統的技法で作られたモダンテイストな「Folklore 6sun bowl」×和栗のモンブラン
感覚的な食欲を刺激するマルミツポテリの器を使って、
1年の中で最も期待値の上がる秋限定メニューをより美味しく味わってもらいましょう。