ここは京都の町家を改装したフレンチレストラン。

白を基調にした明るい内装にシックなダークトーンのテーブルはモノトーンでクールな印象。

和食とフレンチの修行を積んだシェフが和食の技を基本にして自由にアレンジするウルトラ・キュイジーヌ。

ウルトラ・キュイジーヌとは世界の料理の優れた技術を取り入れ、既成概念にとらわれない国境を越えて自由な発想でつくる料理。

使用する器は日本の伝統美が感じられる器を使います。

Apollonia 11" dinner plate

アポロニアはすっと宙に伸びていくような広がりがある美しいフォルムとやわらかな印象の盛り面が特徴の器。

藍染付は器をロクロで回して呉須（青色の下絵具）を刷毛で塗ります。

職人の手仕事で行うため刷毛ムラが柔らかな盛り面に広がり、宙のような広大な美しさが表現されます。

Jupiter 220 deep plate

ジュピターは山から採取した土を多少調整はするものの、ほぼそのままの土を使用。

自然の状態に近いものが土の成分に含まれるため、沢山の有機物や小石が大小混じり凸凹した質感が現れます。

土の素材感あふれる器に盛り付けられた料理は、自然美があふれ存在感が増します。

Scarabocchiot 280 plate

ブロンズ釉は手に取らなければ陶器と思えない鉄のような表情を作り出すことができる釉薬で、

スカラボッキオの意匠として最もこだわった部分です。

プレートをキャンバスに見立て直感的に湧き上がるイメージを、自由且つアーティスティックに盛り付けられる正角プレート。

Bamii 18cm bowl

金結晶は窯内の火のあたり具合でキラッと輝く部分や炭化風に焼上る部分など焼成ムラが生じる窯変釉。

器単体で存在感のある金結晶は食事の時間をドラマチックに演出します。

Hitohana 7sun bowl

一輪の花が咲いたような凛とした姿が美しい一花。

直線的な形のシャープな強さと、曲線的な花形の優しく上品な雰囲気を掛け合わせたデザイン。

薄づくりで繊細な仕上げは上品な雰囲気を醸し出しています。

白と黒のモノトーンな空間では素材感のある器の美しさが特に際立ちますね。

その他日本の伝統美が感じられる「伝統と革新の食器／Traditional modern」はこちらからご覧ください。

Traditional Modern