キャンプなどでの薪炎は見ていて癒されますよね。

炎のゆらぎは「1/f ゆらぎ」とよばれるリズムで脳にやすらぎをもたらし心を落ち着かせる効果があると言われています。

またパチパチと燃える音や薪の薫香など薪火は五感で楽しめます。

そんな薪火を熱源にしたレストランが昨今注目。

薪火調理は薪から上がる炎での調理から、火が収まった熾火調理と幅広い温度帯で火入れします。

※熾火（おきび）とは薪の炎が収まり薪の芯の部分が真っ赤になっている状態のこと。

温度帯は約200℃〜1200℃と広く、食材ごとに火入れをコントロールし食材の旨味を引き出したり、

食材に薪の香りを移したりする繊細な技術が必要とされています。

Mystica 280 plate

黒毛和牛のランプステーキ

薪火で調理するステーキは薪に含まれる水分が蒸気となって肉を包み込むため、

中はジュージーに仕上がり肉の旨味が引き出されます。

Spazio bowl L

真鱈の燻製

熾火調理は遠赤外線によってムラなく火を通すことができます。

調理中、食材の油分や水分が熾火に落ちることによって煙が立ち上がり薪の薫香を食材に加えます。

Spazio bowl M

スモークバニラアイス

食後にはスモークしたブラウンシュガーのカラメルソースの上に、スモークしたバニラアイスを載せたスモークづくめデザート。

バニラの柔らかな甘みを活かしながら、スモークのニュアンスを加えた大人の一皿です。

薪火レストランは薪火を見て癒され、薪の薫香、薪火の音を感じ、食材の旨味が閉じ込められた料理を味わうことができる、非日常を五感で楽しむレストランです。