誰でも口にすれば幸せな気持ちになれる食べ物といえばスイーツ。
スイーツと合わせるのは珈琲か紅茶が定番ですが実はワインとも相性がいいのです。
スイーツにワインを合わせるのは大きく分けて2つのポイントがあります。
1つ目は料理とワインを合わせるのと同様にスイーツの甘味や香り、味わいなどの個性とワインの持つ個性を合わせる。つまり「共通の要素を見つける」こと。
2つ目は「リフレッシュ効果」。スイーツを食べて珈琲や紅茶が飲みたくなるのは口の中をさっぱりさせたいから。スイーツの濃厚さをスパークリングワインですっきり流してリフレッシュするという合わせ方はスイーツとワインの両方が引き立てあってよりおいしくなる組み合わせです。
「最中」
和菓子の王道・あんこにボルドーの赤ワイン。
意外な組み合わせと思われますが舌を包み込むような柔らかい風味の赤ワインと、じんわりと広がるあんこの甘さが口の中で良く合い驚きの美味しさです。
最中を食べた後にワインを飲むとまろやかさが増してあんことワインが自然と溶け合うような一体感はお互いを自然に引き立てあう最高のマリアージュです。
「苺のシュークリーム」
小さ目ながらしっかりしたシュー生地、コクがあって濃厚なカスタードクリームに酸味のきいた苺。
この定番スイーツに合わせるワインはこちらもコクがあってぶどうの完熟感が漂うリッチな味わいのシャルドネスパークリング。
コクのあるもの同士は飲み疲れしそうなイメージですがシャルドネスパークリングはクリーンな酸味があるのでカスタードクリームの濃厚さがスッと消え口の中に爽やかさが余韻として残ります。また苺の酸味との相性も良くいくらでも食べられます。
ワインのワンランク上の楽しみ方としてスイーツ&ワインをメニューに取り入れてみてはいかがでしょうか。
使用した食器はこちら
最中:Tsubaki flower-shaped plate