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大人の社交場 バル

June 21 2019

国内のワイン需要が高まった10年ほど前から、「バル」という業態が大流行しました。

未だに「バル」の業態は人気で、今では「中華バル」や「日本酒バル」など、

日本で独自にできた新たなバルまで増えています。

そもそも、「バル」とはスペイン、イタリアで発生した文化で、

ふらっと立ち寄れる喫茶・居酒屋というイメージです。

朝はコーヒーとパン、昼は食事とビール、夜は小皿料理とお酒など、

人々の生活シーンに欠かせないお店です。

 

日本での「バル」といえば、気軽にお酒が飲める、洋風居酒屋をイメージしますね。

夏にはお店特性のモヒートを陶磁器のジョッキで出すと、

さらにお店のオリジナリティーが高まります。

 

Tanpopo small bowl

タパスやピンチョスは、1品ずつが少量なので、1人で行っても沢山の種類を頼むことができます。

本場では、2~3軒はしごして、タパスとお酒を楽しむそうです。

写真の器ではブルスケッタを盛りつけてみました。

トマトは体内のアルコールの分解を早める効果があるので、呑兵衛の方にぴったりなメニュー。

 

Ambrosia 10" plate

裏メニューに〆カレーなんか用意するのもいいですよね。

散々飲んで食べたのに、最後に〆を食べたくなるのは、よくある話です。

あくまで〆なので、小ぶりなサイズの器に、

仕込んでおいたカレーと自家製のピクルスを添えて出す。

必ずや人気メニューになりますよ。

 

「バル」の魅力は、料理のスタイルだけではなく、

1人で気軽に立ち寄れて、そこに生まれるコミュニティーにもあるように思われます。

様々な人が、様々な目的で集まる場。大人の社交場として、今後もバル人気は続きそうです。

 

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〆のもう1軒。通いたくなるBar