私が一目惚れした器のお話です。
「ポフィネ」というシリーズ。
この上品で女性らしい色、雰囲気に惹かれて思わず見とれてしまいました。
どうしてこんなに女性らしい優しさがでているのか・・・
「ポフィネ」は「お化粧の仕上げを施す、いっそう磨きをかける」という意味があります。
その名前の由来通り、白化粧が施されているんです。
職人さんが丁寧に1つ1つ手作業で刷毛目を施してくれています。
そしてその上から透明釉、色釉をかけています。
なので、べた塗りではなくこんな風に優しい雰囲気がでるんですね。
そして、裏を見てみると分かりますがポフィネは「赤土」という土で作られています。
赤土の上から白化粧をしているので、うっすらと透けて見える赤色が
さらにポフィネを女性らしく柔らかい印象にしているんです。
上品で美しい器を作ろうと目指した結果、この仕様になったということです。
ポフィネの魅力ポイントとして、やはり私が一番推したいのは色!
私が一目惚れをして購入したのは24cmプレートのラベンダーなんですが、
ラベンダー色はスタジオ エムの中で他にはないものなんです。
ブランも近くでよく見てみるとちゃんと刷毛のあとが分かります。
ただの白ではなく、優しくて柔らかい印象のある色です。
(写真では伝わりづらいのが悔しいです・・・!)
繊細な色だからこそ、特別に似合う料理があります。
私はよく、料理から考えるんではなくてポフィネを使いたいときは、
器から何を作るか考えたりしますよ・・・!
こうやって、器と食材の関係を気にしてみるのも楽しいです。
そして注目したいマグのデザイン。
底が広がった少し珍しい形をしています。
ぽってりとした形や、ストレートなノーマルな形のものでは
ポフィネのエレガントさを出せないと思い、いろいろ考えた末、
口元が薄く、取っ手も少し華奢で底の広がったデザインになりました。
安定感もあって使いやすいマグですよ。
私にとってポフィネは
「器のよさがもっと出るような、似合う料理を作ろう」と思える食器です。
そんな、少しの憧れや器のことを考えられるものっていいなと思います。
ぜひみなさんもポフィネを素敵に使ってみてくださいね。