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木守柿を思う冬のテーブルコーディネート

January 10-Sun

木守柿(きもりがき)とは柿の木に一つ、二つと取り残された柿のこと。

俳句では柿は秋の季語ですが、木守柿となると冬の季語になります。

冬枯れのモノトーンの中で映える柿の実の色は、なかなか趣のある眺めですね。


テーブルコーディネートを行う上で四季をテーマにすることは必須で、

木守柿もまた冬のキーワードの一つとなります。


灰色の器:オルスジュールポポット

橙色の器:フォルノカフェ


木守柿の風習は、来年もたくさんなって欲しいという願いや、

人間の分は取ったので後は鳥の分という意味であるとも言われています。


全て収穫するのではなく、少し残すといった考え方。

木守柿がある風景は寂しさや侘しさと共に、粋な優しさが感じられますね。


白と黒の器:テーララーゴローブ高台皿バルカ

黄色の器:オクトゴーヌリーフ


木守柿を思うテーブルコーディネートは、

モノトーンの器で凛とした侘しさを漂わせて、橙色や黄色の暖色系の色を足すことで全体的に優しい冬を表現します。


コロナ禍で既存の価値観が変わり先の見えない状況が続く中、

何事において相手を思いやる優しさを伝えることが必要ではないでしょうか。


《橙色の商品一覧はこちら

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