2021.04.23
今回のメニューは、春野菜をたっぷり使った一汁三菜。
「春野菜」というと、皆さん何を想像しますか?
今回使うのは、菜の花、新じゃが、新玉ねぎに、春キャベツ。
春のお昼休み、暖かい風が吹く気持ちいい時間にぴったりの社食。
さっそく作っていきましょう!
まずは塩豚ごはんの準備。
山椒と塩と一緒に熟成させた豚に焼き目をつけます。
この豚肉を丸ごと、お米と一緒に炊いていきます。山椒も一緒に。
火を使っている最中「暑いな〜」と思い、キッチンの窓を開けました。
もうそんな季節になったんだなと、こんなところでも春の訪れを感じました。
しかし、休憩している暇はありません。
なんてったって、今日のメニューは一汁三菜。まだまだ作りますよ〜!
こちらは主菜のコロッケ作りの様子。
茹でた新じゃがをつぶし、炒めたひき肉と新玉ねぎと混ぜ、タネを作ります。
コロッケの数が人数ぴったりになるように、慎重に大きさを決めます。
副菜は、菜花のおひたしときんぴらごぼう。
さっと湯通しした菜花は、しっかり水を切ります。
茹で汁を出汁に使えるのが菜花ならでは。
きんぴらごぼうは前日に仕込んであったので、盛り付けるだけです。
いよいよコロッケを仕上げます。
衣をつけたら、丁寧に揚げていきます。
キツネ色が美味しそう!
そうこうしているうちに、塩豚ごはんも炊けました。
一緒に炊いた塩豚をスライスして、ディルと一緒に混ぜ込んだら出来上がり。
キッチンにいい香りが漂います...。
そんなこんなで、「春の一汁三菜」完成!
品数の多さにちょっと疲れてしまいましたが、いざ器に盛り付けると、楽しくてそんな疲れも吹っ飛びます。
ではここで、春にぴったりのコーディネートをご紹介します。
<飯碗> ピエーノ 碗 / <汁碗> パルード スープカップ / <中央小鉢> 菊割木瓜 3.5寸鉢(2021SS 新商品)/ <プレート> マニカレット 8"プレート / <左奥小鉢>オクトゴーヌ 3寸小付 / <クロス>カンティーヌ
<飯碗> デイジー 茶碗S / <汁碗> プロン スープカップ / <中央小鉢> ムニュ ココット / <プレート> レカ 220プレート(2021SS 新商品)/ <左奥小鉢>山茶花 4寸鉢 / <クロス>ミモザチェック
どちらも季節に合わせて明るい色の器を組み合わせました。
また、器の色だけでなく、形でも季節感を出すことができます。
今回は花をモチーフにした器や、細かいレリーフが入った器を取り入れました。
テーブルに並べると気分も華やぎますね。
そして、デーブルクロスはどちらもチェック柄で揃えてみました。
明るいカラーのチェックの生地は、春のコーディネートにぴったりです。
季節ごとに器を変えるのは難しいという場合は、テーブルクロスを変えるだけでも
印象がガラッと変わるので、とてもおすすめです。
今回のマルミツ社員食堂では、春野菜をふんだんに使いました。
昨年更新していたコンテンツ「二十四節気の一汁三菜」では、旬の食材を使った
一汁三菜が紹介されていますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
毎日これだけの品数を作るのは難しい方も、一品だけでも旬の食材を取り入れた料理を作ると
季節を感じることができ、食事の時間がより豊かになりますよ。