旬の素材を生かした体に優しい料理がいただける、食堂ペコリのメニューから

今日は押し麦山椒みそのふろふき大根とスイートポテトサラダを習う。

 

まずは今日のメニューの盛り付けと器選びのポイントについての話。

押し麦山椒みそとスイートポテトサラダの両方とも杉の木をイメージして

こんもりと「杉盛り」する。

料理ののっていない余白も意識してとることが大切らしい。

知ってるようで知らない事やポイントがわかりやすくて、毎日に活かせそう。

 

器は食材の形と違ったものに盛ると、メリハリがついておいしそうに見えるのだとか。

見本を見ると、確かに四角い器が大根の丸みを引き立てている様に見える。

八角形の器もこんな風に角がとれたやさしい印象のものなら取り入れやすそう。

 

バランスのいいきれいな食卓にするには、器の形に変化をつけることがポイントらしい。

つい何にでも使えるような丸い器ばかりを選んでしまうから、

今日は二つとも違う形のものにしてみよう。

 

同じ形でも素材が違うと随分印象が違う。

同じ用途に使える器でもこんなにたくさんの種類があるんだな。

 

迷いに迷ったけど、陶器の風合いが好きだから、これにしてみよう。

実際の料理がのったらどんな感じになるのか楽しみ。

 

器を選び終わったら、

短時間でも料理のポイントをしっかりと学べるデモンストレーション型の講座。

押し麦山椒みそは白みそを多めに合わせることで上品な味に仕上がるらしい。

有馬山椒をたっぷりと入れたけれどどんな味になるんだろう。

 

さつまいもはじっくりオーブンで火を通すことが甘さを引き出すポイントなんだそう。

サワークリームを加えた手作りマヨネーズと合わせることで

ひと味違ったさつまいものサラダになるみたい。

 

最初に聞いた盛りつけのポイントをふまえて、実際に盛りつけをして見せてくれる。

こんな風に盛りつけたらいいんだ。

 

見よう見真似でやってみたけれど、けっこう上手くできたと思う。

透き通る様な大根の色とツヤのある器のピンクがきれい。

 

スイートポテトサラダに選んだこの器は薄紅楕円鉢というらしい。

真っ白い器かと思っていたけれど、よく見るとほんのりピンクがかっているところがある。

さつまいものチップをのせるひと手間で、見た目がぐっとよくなった。

 

他の人はどんな感じになったのかな。

使おうか迷ってやめた花形の器、やっぱりいいな。

フラットな四角い皿も厚みのある大根が引き立っておいしそう。

 

お茶碗とお椀が加わると選んだ器の形が際立ってきれいに見える。

押し麦はほとんど使ったことがなかったけれど、食感も良くてヘルシー。

サラダはさつまいもがびっくりするほど甘くて垢抜けた味がした。

 

料理をおいしく作りおいしそうに見せる、そのための新しい視点を教えてくれる講座。

料理を味わいながら、選んだ器の使い心地をじっくり確かめる時間も楽しい。

- RECENT ARTICLES -

- LAST YEAR'S ARTICLE -

la table - RAIN WATER

カリフラワーとホタテのグラタン