和食器で楽しむ二十四節気の器と食事


小暑は7月7日から7月22日まで。
南から徐々に梅雨が明け、そろそろ夏も本番。
夏の煮込み料理といえば、夏野菜がたっぷり入ったラタトゥイユ。
暑い日には、つめたく冷やしたラタトゥイユがごちそうです。
今日は清涼感のあるスタンダードな白い食器を使って食卓を整えましょう。


旬の色鮮やかなピーマン。
今日はタイムやイタリアンパセリなどのハーブと合わせてたっぷりといただきます。


素材そのものの水分を生かして蒸し煮にしていくラタトゥイユ。
最後に蓋をして余熱調理をすることで煮汁が浸透し、味に一体感が生まれます。
土鍋の名前になっているエチュベとは、フランス語で「蒸し煮」という意味。
洋風の料理にもなじむ小ぶりの調理鍋で、素朴で温かみが感じられます。

エチュベ 鍋 大


ちょっとごちそう感のある、ポーチドエッグをのせたラタトゥイユ。
盛り付けたのは業務用にも使われるシンプルな磁器のスープ皿。
クリアな白い器に野菜の色がよく映え
ぽってりとした厚みと幅広のリムが、どこか懐かしさや親しみを感じるデザイン。

マリネリア 23.5cmクープ


厚みのあるステンレスを使った無骨さと、なめらかな曲線が印象的なカトラリー。
表面加工に工夫をこらし、普段の食卓にすっとなじみながら
長い時を経過したアンティークのような雰囲気があります。
カジュアルな白い器にあわせてデイリーに使いたい。

シャルパンテ テーブルフォーク

シャルパンテ テーブルスプーン


スライスしたカンパーニュに黒オリーブをたっぷり入れたタプナードをつけて。
オリーブとアンチョビの風味が夏の暑い日によく合う一品。
赤い蓋付きのココットに入れてテーブルに並べれば、取り分けて食べるのも楽しくなります。

ファーマーズ 蓋付きココット

シャルパンテ バターナイフ


ミントやにんにくの風味で味をひきしめたきゅうりのサラダ。
細長い形の素材はオーバル皿を使うときれいに盛り付けられます。
すっきりと細いシルエットとリムの効果で
きゅうりだけのシンプルなサラダもスタイリッシュに見せてくれます。

R.B.B.C. 26cmプラター

飽きのこないスタンダードな白い器をメインにしたコーディネート。
温かみのある黒やこげ茶のアイテム、洗いざらしのリネンなど素材の違うものを合わせることで
肩ひじはらないカジュアルな雰囲気に。
赤いアイテムをポイントで取り入れることで、ビストロっぽい感じに仕上がりました。

体を優しく冷やす効果のある夏野菜を美味しく食べて
これからの厳しい暑さを乗り切りたいものです。

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