秋分は9月23日から10月7日まで。
朝晩は過ごしやすくなって少しほっとする頃ですね。
食材にも季節の変わり目があり、今がちょうどその時期。
さんまや新米など、秋ならではの美味しいものが店先に並びます。
深まる秋にぴったりな一汁三菜の食事を楽しみましょう。
待ちに待った新米の季節。
旬の脂ののったさんまは、こんがりと塩焼きに。
酸味の優しいすだちと一緒にさっぱりといただきます。
土鍋ごはんで、難しいと思われている水加減と火加減。
基本の水加減はお米と同量と、覚えてしまえば簡単です。
火加減は沸騰するまでは中火。ここまでは蓋をあけても大丈夫です。
沸騰したら弱火にして10分。
蒸気を逃さないように濡れ布巾を巻いて隙間を埋めます。
10分加熱したら、火を消し10分蒸らせばできあがり。
炊き上がったら、すぐに全体をほぐし余分な水分を飛ばします。
おひつ代わりにもなるので、そのままテーブルに。
目の前にあると、ついついおかわりしてしまいます。
おいしさの理由は、土鍋でじっくりと加熱することでお米の甘みが引き出されるから。
3合炊きのナヴァランはマットな質感で和洋どちらにも馴染むデザイン。
口がすぼまった形が特徴でご飯を炊いたり、調理にも使えます。
ナヴァラン 6号深鍋
お米の風味がしっかり味わえる、土鍋で炊いたごはん。
淡い黄瀬戸の飯碗は優しい色合いと高台部分に見える荒い土の風合いが魅力。
マラン 飯碗L
昆布だしにかぼちゃの甘みが溶け出したおみそ汁。
奥行きのある、ブルーの色が食卓に明るさをプラスしてくれます。
浅めで丸みのある形は、安定感があり日常使いにぴったり。
エブリデイ 汁碗
新鮮なさんまは、腹わたごと焼いてほろ苦さを一緒に楽しみます。
ふちの揺らぎが温かみを感じる、落ち着いた雰囲気のさんま皿に盛りつけます。
料理に合った器を使うと、旬の味が一層引き立ちます。
アイオリ 秋刀魚皿
水菜とれんこんチップスのサラダはポン酢ドレッシングをかけて。
花びらのレリーフが上品な器に盛りつけます。
繊細さがありながらも使いやすい磁器製で、料理を選ばず副菜の器として重宝します。
コロール 5寸皿
秋らしさが感じられる、落ち着いた陶器を中心にしたコーディネート。
一汁三菜の器はもちろん、箸置きや箸、しょうゆさしなど
食卓の小物にもこだわると、もっと心地いい時間が過ごせます。
新米と初さんまの組み合わせは秋の訪れを実感する味。
土鍋ごはんは、炊き上がりの具合を見ながら自分好みに微調整するのも楽しい習慣です。