和食器で楽しむ二十四節気の器と食事

立春は2月4日から2月18日までの間で、新しい1年の始まりの節気。

まだまだ厳しい寒さですが、季節は少しずつ春にむかっています。

お店でふきのとうを見つけると春が近づいているな、と嬉しくなるこの時期。

今朝は作り置いたふきのとう味噌と、アスパラ菜のお味噌汁で早春のほろ苦さを味わう朝ごはん。

炊きたてのごはんとお味噌汁、あとは常備菜があれば簡単に一汁三菜に。

「簡単なことを丁寧にする」1年の始まりにそんなことをちょっと見直してもいいと思います。

朝起きるのが楽しみになるような食卓を整えましょう。

淡いグリーンがきれいな、ふきのとうとアスパラ菜。

ふきのとうはつぼみが固く閉じた、小ぶりのものの方が苦味が少なめなんだとか。

春の食材に多いほろ苦さは、冬の間に体に滞ったものを外に出したり、

体を目覚めさせてくれる効果があるそうですよ。

独特の香りを楽しみながら作るのは、手軽にできるふきのとう味噌。

薄い皮ごと刻んで油で炒めたら、味噌と砂糖、みりん、酒を加えて火にかけながら練り合わせるだけ。

熱々のごはんや豆腐にのせたり、お肉や魚に塗って焼いてもおいしくいただけます。

春の訪れを感じさせてくれる味わいです。

土鍋でごはんを炊くことは、思っているよりも手軽です。

直火で炊くおいしさに加えて、火加減を自分で調整する手応えがあるのも楽しい。

おいしいご飯が炊ければ、あとは気に入ったごはんのお供があるだけでごちそうになりますよ。

しっかりとした厚さで吹きこぼれにくい形状のごはん鍋は

取っ手もなく形がシンプルなので、洗いやすく日常使いしやすい。

ビュエご飯鍋

春らしい黄色の蕾がついたアスパラ菜とベーコンのお味噌汁。

菜の花とよく似た姿ですが、菜の花よりも苦味がマイルドで食べやすいですよ。

ベーコンのコクがよく合って、アスパラ菜がたっぷり食べられます。

丸みのある落ち着いた色合いのスープカップはお味噌汁を盛りつけても。

軽やかな雰囲気になっておすすめです。

パルードスープカップ

ちょっと地味な色合いの常備菜やお漬物は、

きれいな色や、形のかわいい小皿や小鉢にのせるだけで料理が引き立ちます。

手のひらサイズの小さな器はたくさん並べると愛らしく

いろいろなデザインのものを揃えて、気分に合わせて食卓に並べるのも楽しいものです

たんぽぽ 小鉢

メランジェ ボールS

ストライプ たたら小付

バルバリ ココガモプレート

ごはんは左、お味噌汁は右側に。主菜は右奥、副菜は左奥に。

器の置き方にも少し気を配って丁寧に並べます。

焼物皿を主菜に使うと、一汁三菜もバランスよくきれいに整い

ミニサイズの片口やたんぽぽの花をモチーフにした小鉢は、コーディネートのアクセントに。

黄色やお花をモチーフにした器で、早春の清々しさを食卓にプラスするといいですね。

デイジー 茶碗L

パルード スープカップ

ストライプたたら長角皿

ブロッサム 6.5寸楕円皿

簡単なものだけれど丁寧に用意した、一汁三菜の朝ごはん。

温かいものをしっかり摂って、1日のスタートを気持ちよくきりたいものですね。

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