企画通信-2022秋冬

秋分|水始涸

ペジーブル

「稲刈りの準備と共に美しさを増す黄金色」

 

青々と一面を染めていた稲が色づき、秋の深まりが感じられます。

水田に張られた水を落として刈り入れの準備にかかる頃。

水を抜く時期は早くても遅くてもお米の品質に影響するため、最適な時期を見極めます。

米作りには八十八の手間がかかると言われるように、手間暇かけて愛情を注いで作られるお米。

 

農家の方が田んぼを守り続け、約半年かけてお米が出来上がります。

ふわっと広がるお米の湯気の香り、口に入れた時の甘みやもちもちの食感など、

五感で味わいながらいただきたいです。

 

 

起きたばかりの朝の匂いや光の柔らかさ、

朝ごはんのお味噌汁の温かさ。

 

穏やかな朝を過ごしてほしいとの思いからペジーブルを企画しました。

 

 

毎日使う物だから手にすっと馴染む質感で口当たりが良く、

曲線が美しい形にこだわっています。

 

高台を高くすることで手に持った時に熱さが和らぎます。

 

 

色はアースカラーの4色展開。

お味噌汁やスープに合わせやすい柔らかい色味で、

ごはん茶碗と並べた時にも組み合わせやすい色を選びました。

口縁に表情が出る釉薬は見るほどに豊かな色が見えてきます。

 

家族分揃えたい碗は重なりも肝心です。

ペジーブルはふっくらと張った部分で重なります。

 

 

ペジーブルをひっくりかえすと

存在感のあるロゴが入っています。

朝から元気がもらえるような、陽気で弾んだデザインにしました。

 

 

洗い物の時にもぜひロゴに注目してみてくださいね!

 

 

秋の気配が感じられたら

栗やサツマイモ、キノコや里芋など、

旬の食材がたっぷり入ったお味噌汁やポタージュで芯から温まりましょう。

 

各家庭によって味も様々なお味噌汁。

お味噌汁の匂いや味でほっと落ち着くように

ペジーブルも日常にそっと寄り添ってくれる器になると嬉しいです。

 

 

WRITTEN by Risa Matsumoto

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