企画通信-2022春夏

芒種|梅子黄

テゾーロ

 

「恵みの雨、瑞々しい風景を楽しむ」

早春に咲いた梅の花が実を結び、青から黄へ色付きます。

収穫に合わせて始まる梅仕事は初夏だけのお楽しみ。

梅の実が熟す頃の長雨は梅雨とよばれ、草木を育む恵みの雨です。

雨粒に濡れた葉や輝く花々は艶やかで嬉しそうです。

窓に伝わる水滴、水たまりに映る景色、薄暗い雲間から差す透明な光。

日常に潜む美しさに気付けるのも雨の日があるからこその喜びです。

 

梅の出来上がりを楽しんだり、摘んだ小さな草花を添えたりして、

瑞々しく季節が輝く瞬間を盛り合わせた一皿になりました。

 


「Tesoro」テゾーロの意味は、イタリア語で“宝物”。

大切な物や人に対して愛情を込めた言葉として使われます。

 

人と料理が出会い、唯一無二の時間が生まれます。

大切な一皿から刻まれる記憶が心の宝物になるように願いを込めました。 

 

 すっきりとした広いリムと柔らかなカーブの小さな窪みがテゾーロの特徴です。

窪みには適度な深さがあり、アイスクリームやソースなどの提案にもお使い頂けます。

 

リムを生かして余白を使った盛りつけは物語を感じさせます。

前菜やデザートなど、幅広いメニュー提案の創造性を刺激します。

 

 

 

丈夫な磁器素材に風合いのある釉薬を選び、

印象に残る一皿として料理を彩ります。

 形状、釉薬の特性上、個体差があり、ゆがみ、釉薬ムラ、ピンホールが出ます。

 

ベースプレートに重ねてフォーマルなシーンにも、単体でカジュアルなシーンにもお使いいただけます。

 

 

 

新しい盛り付けや料理にも挑戦したくなるようなプレートです。

 

 

WRITTEN by Yuki Ogasawara

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