郷土料理は、各地域の産物を上手に活用して、
風土にあった食べ物として作られ、食べられてきました。
今はなかなか遠くへ出かけることは難しいかもしれないけれど、
日本の郷土料理をお家で作って、
マルミツポテリのうつわに盛り付けて、
その土地の魅力を感じてみませんか。

第41回

沖縄県

「サーターアンダギー」

今回は沖縄県の郷土菓子、サーターアンダギーを作りました。

サーターアンダギー は小麦粉、卵、砂糖などでつくった生地を油で揚げたもの。

丸く成形した生地を油であげると、ぱっくりと割れ目が入り、見慣れた形になります。

どんどん揚がるサーターアンダギーを、熱いうちに盛りつけます。

沖縄のおおらかな雰囲気を味わいたくて、土の表情が豊かな食器を選びました。

取り皿にした深い青のプレートは、食材の色味を引き立ててくれます。

このように、素朴なお菓子や料理には、色がはっきりした食器を合わせるのがおすすめです!

盛り皿に敷いたペーパーは「パピエ」という商品。

揚げ物などに使えて実用的なだけでなく、可愛らしい柄がテーブルを賑やかにしてくれます。

今回使った地図柄には、愛知県のマルミツポテリの直営店が描かれていますよ!

首里の方言で、「サーター」は「砂糖」、「アンダ」は「油」+「アギ」は「揚げる」という意味で、直訳すると「砂糖油揚げ」。

皮はサクサクで中身がしっとりとした、いわば沖縄県版ドーナツは、

県内外問わず大人気で、黒糖、紅芋、かぼちゃなど、味のバリエーションも豊富です。

今回はプレーンでしたが、作ってみると意外と簡単でお手軽でした!

次は秋らしくかぼちゃ味にも挑戦しようかな、と意気込んでいます。

沖縄県

沖縄県は大小160の島からなり、そのうち49の島に人が暮らしています。沖縄県を囲むように流れる温かい黒潮の影響で、日本では唯一、県全域が高温多湿な亜熱帯気候に属しています。太陽の光が降り注ぐ酷暑のイメージですが、沖縄は最高気温が32℃を超える日数は少なく、加えて冬に10℃を下回ることがほとんどないため、年間を通して過ごしやすく穏やかな気候です。また、日本屈指の観光県でもある沖縄県。青い海、青い空など豊かな自然が広がる絶景や、世界遺産に登録されている琉球王国関連の遺跡の数々、沖縄ならではの工芸、水族館など、魅力がいっぱいです。