1月の終わりに開催したマルミツ社員食堂のテーマは、
「ワールドワイドコーディネート」
ここ数回は講座+社食の形式でしばらく行ってきましたが、
今回は少し趣向を変えて、参加者の皆様にワークショップに参加して頂きました。
ワークショップの内容は、ある実在するお店の紹介文とお店の写真が載った資料から、
そこで使われている器や盛りつけを想像して頂くというもの。
こちらで任意に分けた5つのグループで、
それぞれ違うお店をテーマに行って頂きました。
気合いを入れるためにそれぞれエプロンを付けて頂いた後は、
普段使うことがないくらいの沢山の器の中から選んでは、
どのように盛りつけようか悩み、
時間制限がある中、皆様真剣に作業されていました。
終わった後は、飲食店様やコーディネーター様ならではの
見応えのあるそれぞれの器使いや、
テーブル毎にテーマが変わる事で印象が変わる様子をご覧頂きました。
沢山の器と、9種類もの料理を組み合わせて、
テーマに沿いながらも自由に楽しんで頂きたい、
器の可能性を感じて頂きたいという思いで生まれた今回の企画。
口々に、こんなに沢山の器から選べるのが楽しく、嬉しい。
同じ料理なのに、まったく違う印象に感じるなんて器ってすごい。
と、予想以上によい反応を頂けました。
普段自分たちのお店使い用で器を考えるときとは異なるような業態だったり、
違う角度から行われる組み合わせを見て頂くことで、
刺激になった部分もあったのではないでしょうか。
食事の後は他のテーブルはどんなテーマでやっていたのか、
お店の詳しい紹介や使えるアイデアもご紹介する、倉庫内のミニツアーも行いました。
今回のテーマは5種類。
・デンマーク:「ノーマ」ニューノルディックキュイジーヌ
質感のある器、グラデーションを感じる重ね使いのトレンド
・ポルトガル:「ヴィラホヤ」オーヴェルジュ内のフレンチ
高級感を感じる質感のある黒と、変形の白磁の器の組み合わせについて
・ニューヨーク:「ロサンジン」懐石料理
伝統的な色や形の和食器と、変形の白磁の器の組み合わせについて
・イギリス:「ワハカ」メキシカンデリカフェ
カルメックス、テクスメックスというカジュアルなメキシカンの流行予想
シンプルな形や色と素朴、土感のある器の組み合わせについて
・ロサンゼルス:「グラティチュード」ビーガンカフェ
カラフルな色使いをうまく行うには(寒色系と暖色系に分ける、中間色の使い方)
今回は15名定員のところを大きく越えるご参加希望があり、
26名のお客様とスタッフという大所帯でのイベントとなりました。
定休日を利用してのご参加も多かったと伺っております。
わざわざお時間を割いてご参加頂き、ありがとうございました。
ご都合が付かなかった方を始め、次回開催にぜひご期待下さい。
よろしくお願い致します。
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