火の加減とか、水の量とか色々面倒そう…と思いがちですが、
一度やってみると、こんなに簡単にできるんだと感動すらします。
その上、美味しいのでなおさらです。
しかも、自分の好みに調整できるのも、土鍋での炊飯の醍醐味です。
そんな美味しくて楽しい、実際に土鍋を使った
ご飯の炊き方を、 ご紹介します。
1合=180ccのカップで指でならしてすり切りに。
ちなみに今回はブロウ台形マグを使っています。
実は1合をはかるのにちょうどいいサイズなんです。
はじめに水を一気に加え、さっとかき混ぜて手早く水を捨てます。
乾燥しているお米は、
はじめのヌカ臭い水を一番吸いやすいため。
力を入れすぎるとお米が割れるので、決して力は入れすぎないようにします。
写真ぐらい澄んだ水になればOKです。一枚前の写真と比べてみるとよくわかります。
力を入れすぎるとお米が割れるので、決して力は入れすぎないようにします。
右の写真ぐらい澄んだ水になればOKです。一枚前の写真と比べてみるとよくわかります。
夏だと
30分ぐらい
冬だと
60分ぐらい
鍋炊きでは芯までふっくら炊き上げるのに、この浸水をする事が欠かせません。
鍋炊きでは芯までふっくら炊き上げるのに、この浸水をする事が欠かせません。
今回使用するのは2合炊きのブレゼ ごはん鍋。
鍋炊きで重要な事は「水加減」と「火加減」。
昔から水の量は"米の2割増"と言われています。
浸水する事で、米が約20〜30%水分を吸収してくれるので、単純に何も考えずに、
今回は2合=360cc (ブロウ台形マグ2杯)なので、ブロウ台形マグで2杯の水を入れます。
要するに、エピスマグでも、アーリーバードマグでも同じもので測れば水の量は簡単に判るんです。
沸騰までの時間を約10分にするのがおすすめ。固めタイプが好きな方、早く炊き上げたい方は沸騰まですこし強めの中火などにし、7〜8分で沸騰させてください。 炊く量が少なかったり、土鍋の種類によっては沸騰が判りにくい事があるので注意。
判らないときは、蓋を開けてみて沸騰しているか確認してもOKです。
水が残っていない事を確認して下さい。中をのぞいてもらっても大丈夫です。
この工程でおこげを作ることができ、パチパチ焼ける音でおこげを調整します。
この蒸らしによって、ごはんが芯までふっくらと美味しくなります
美味しく炊けてると、印の様なカニ穴と呼ばれる水蒸気の通り道の跡が見えます。
余分な水蒸気を逃す為に軽くかき混ぜて下さい。
すぐに食べない場合でも、土鍋が湿気を上手に逃してくれるので、おひつ代わりにもなります。
冷めればそのまま冷蔵庫にも入れれますし、
あっためるときは電子レンジにも入れてふっくらと温めることができます。
最後はお好きなお茶碗を用意して食卓へ。
土鍋での炊飯は何度も炊く事で、
好みの炊き加減を見つける事が大切です。
米の銘柄や購入時期などでもすこしずつ炊き方が変わってきます。
水加減や火加減をちょっとずつ自分なりに
変えてみて、好みのご飯を目指して下さい。