The Cuisine at "The Winter Solstice"
食堂ペコリのおせち
冬至は12月22日から1月5日まで。
これから日に日に太陽の出ている時間が長くなっていき
季節がゆっくりと春に向かって進み始める1年の区切りの時。
新しい一年の始まりに食べる今年のおせちは
よく行くお気に入りの店で注文しておいたもの。
今年は家にあるお重や器に自分で盛り付ける様になっているのだとか。
おせちの盛りつけってちょっと難しそうだけど、
自分で手をかけて、お正月を迎える準備を楽しんでみよう。
今年はご近所で仲良しの友人夫婦と一緒におせちを頂く。
ちょっと洋風なおせちだから、いつもとは違う洋風な器で楽しもう。
一品ずつお重につめていく作業は難しいけれど、華やかな気分になってくる。
お重は少し深さのある大皿。そう考えてみると構えがなくなる。
同じ形が層になったお重は見ているだけでも美しく、清々しい真っ白なお重は、
新年の気持ちを改めさせてくれる存在感がある。
ひまわりをイメージした華やかなボウルにはサラダをたっぷりと盛って。
洋風なおせちだといつもは不足しやすい生野菜も一緒に摂れていい。
あけましておめでとう。
果実をテーマにしたおせちだから、フルーツの香りに似た爽やかなで食前酒で乾杯。
人参と落花生のだて巻き、押し麦とレモンコンフィが入ったイカの詰め物など
どれも定番のおせちにひと工夫した料理で、料理を話題に自然と会話も弾む。
定番のしっかりと甘い和風のおせちもいいけれどフルーツを使ったおせちは
どれも自然な甘さで味わい深い。
今年のお正月は、たくさんのお料理を自分でお重に詰めることを通して
見た目の美しさに心を配る気持ちをもつことの大切さを実感。
ひと手間かけることを楽しんで、今年はお料理もがんばりたいな。