The Cuisine at "MINOR COLD"
新年の鍋パーティー
小寒は1月6日から1月20日まで。
小寒に入ることを「寒の入り」ともいい
この日から節分までが一年で最も寒さの厳しい時期。
真冬の寒い日に恋しくなるのが熱々の鍋料理。
せっかくなら、新しい一年もお世話になる友人を誘って楽しもう。
お正月に食べすぎた胃腸のことも考えて、
旬のカサゴと冬野菜を使ったからだにやさしい料理にしよう。
人が来る時だって鍋料理なら準備は簡単。
盛り映えがする様な大皿に新鮮な食材を並べるだけ。
友人が来たらあいさつもほどほどに、にんにくとアンチョビと一緒に旬のセロリや蕪を炒め始める。
炒めたらメインのカサゴとミニトマト、白ワインを加えて柔らかくなるまで煮込むだけ。
煮込んでいるうちに、ごぼう、大根、ラディッシュなどの冬の根菜で作ったマセドワーヌサラダを取り分ける。
ベーコンとマヨネーズのコクがさっぱりとした魚の鍋によく合いそう。
野菜とカサゴに火が入ったら仕上げにグリーンオリーブとイタリアンパセリを加えてできあがり。
魚の旨みと野菜の甘みが溶け出てやさしい味に仕上がった。
好みでスパイスをかけてアクセントをつけたり、話ながら思い思いに食べる。
熱々の鍋はからだを芯から温めてくれるから、リラックスして自然と会話も弾む。
新年に合わせて前から気になっていたゴブレットを新調。
いつもよりちょっと丁寧にお茶を淹れたくなった。
大勢でワイワイ囲む鍋はもちろん楽しいけれど、
ふたりでこじんまり、深い話をしながら囲む鍋もなかなかいい。
お互いにとっていい一年になりますように。