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Twenty‐four Seasons Cooking

立春大吉豆腐

2017.02.04

START OF SPRING

立春

立春は2月4日から18日まで。
一年で最も寒い時期だけれど、暦の上では新しい春の始まりの時。
立春に食べる食べ物と言えば、「豆腐」。
古来より豆腐は「白い豆腐には邪気を追い祓うほどの霊力が宿る」と伝えられ、
身を清める食べ物であると考えられており、
2月3日(節分)に豆腐を食べると、罪汚れを祓われる。
2月4日(立春)に豆腐を食べると、清められた体に幸せを呼び込む
と言われているみたいです。
この節分と立春の両日に食べる豆腐のことを、「立春大吉豆腐」と言います。
お豆腐はとても簡単に作れるので、節分と立春の日に豆腐を自家製で作ってみては。

豆腐の材料は無調整豆乳とにがり。たったこれだけ。
(キッチンジャグ 500ml / フォンド丸カップ )


これを土鍋に全部入れて、
弱火で温めます。
火が強いと焦げちゃうので、
じっくり焦らず。
(鍋:ラグーFS)

温まって来たら膜が張ってきます。
これが俗にいう湯葉です。
今回はぜいたくに湯葉を作った後、
豆腐にします。
サエ箸等で引き上げます。

湯葉を
ひとり一枚ぐらいとれたら…

火を止めてにがりを入れます。

この時、豆乳の温度は70度から75度が丁度良いんです。
熱すぎるとモソモソの豆腐に、
冷たいとユルーい豆腐になるので、70から75度です。

にがりを入れたら。軽くかき混ぜます。
混ぜるときは、空気の入らないように
優しく数回だけで大丈夫。
蓋をして
20分程度待つだけ。

待ってる間に、
先ほどの湯葉を小鉢に盛り付ける。
これだけで一品完成。

そして待つ事20分。

あれ、すこしゆるい豆腐に仕上がってる。
でも凄くおいしそう。

大体、30分ぐらいで出来ちゃう自家製豆腐。
今年幸福を呼び込めるよう、節分と立春の献立に是非取り入れてみては。

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