マーノ

「朝夕に吹き抜ける涼やかな風」

暑さの中にも少しずつ秋の気配を感じるようになる頃。
朝夕にふと涼やかな風が吹き、
見上げれば空気が澄んで空が高く思えたり、
浮かんだうろこ雲が陽に映えて空を綺麗に彩っています。

道ばたでゆれる草たちも秋の顔を見せ始め、
夏草との美しいグラデーションが風にゆれています。

夜には草むらで夏と秋の虫たちの大合唱。
夏の盛りを過ぎ、小さな秋の始まりをみつけて楽しむ時間。
窓を開けて虫の音と涼やかな風を心地よく感じながら、
まだ暑さが残る季節をゆったりと過ごします。

イタリア語で「手」という意味のMANO（マーノ）。
人の手から手へとつながる風景、紡ぐ物語をイメージして生まれたカップソーサーです。

手なじみの良いカップは丸みがほどよく入って愛嬌たっぷりで、
土と釉薬から生まれるクラフト感が魅力のシリーズです。

「職人の削りで完成する形」

カップのハマ部分は、手仕事によって一つひとつ削り出して作り上げています。
職人がひと手間加えることで柔らかな丸みのある高台になりました。
ランチのスープやデザートなどカップ単体でも印象的にお使いいただけます。

「個性豊かな釉薬」

艶の有無など個性豊かな釉薬を選びました。
食材の色との組み合わせをお楽しみいただけます。
個性ある色合いは、飲み物の色を引き立たせます。

土と釉薬、焼成具合によって色むらや色幅、焦げ感が出るのもこの素材ならでは。
素材の良さが溢れた仕上がりです。

「ロゴデザイン」

撥水をして土の色を見せているところもこだわりの一つです。
丈夫な磁器ながら赤土のような素材感がアクセントになり
ナチュラルな雰囲気を醸しています。

大きく開いたカップの形状を生かして、
ふわふわのミルクフォームをのせたラテアートやトッピングを愉しむ飲み物によく合います。


口当たりの良さと手に持った時の軽やかさを感じてみてください。

WRITTEN by Yuki Ogasawara