立秋|寒蝉鳴
ブルエ
「涼やかな音色で夏の夕暮れを彩る」
夏休みの夕暮れ、木立の幻想的な影絵の中でヒグラシの声が聴こえると時の移ろいを感じます。
ヒグラシが鳴くのは、早朝や夕方の暑さが和らいだ時間帯。
カナカナカナと高く涼しげな音に包まれます。
まだまだ暑い夏を乗り切るために、ブルエのスプーンを使ってアジアンな料理をいただくのもいいですね。
和食や中華料理、エスニック料理を食べる時に欠かせないレンゲ。
日常で使うシーンは意外と多く、お気に入りを手に入れたいものの一つです。
毎日の生活で活躍する少しアジアンテイストな陶製のスプーンが欲しくて企画した、ブルエ。
今回はそんなブルエがリニューアルしました。
ブルエはフランス語でおかゆやスープ、という意味。
大きさはやや小ぶりですが、スープや炒飯などのご飯の時にも、デザートを食べる時にも使えるサイズです。
シンプルな形状だからこそ、細部にこだわっています。
口に入れやすく、でもスープもすくえる深さ。
また持つ時に親指が添えやすいように、柄の部分のくぼみは先に向かって段々と浅くなるようにデザインしています。
裏側は柄の先と口に入れる部分が平らになっていて、その部分から地の赤土がのぞいています。
平らな部分があることで、転がることなくテーブルに置けます。
裏側には小さくm’の凸文字が入っています。
リニューアル前から定番の白を筆頭に、コーディネートのアクセントになるレモンとミント。
そして新しい色として明るいライトブルーとシックなダークネイビーが加わりました。
白はつるっとしたつやのある釉薬です。
他の4色はややマット調の質感です。
いずれも釉の濃淡や窯での焼成具合によって、色のむらや焦げ感など、赤土ならでは味わいが現れます。
金属や木のカトラリーとは違う、素朴な味わいが魅力的で、いろいろな国の料理を食べるのに重宝します。
料理や食器に合わせて、5色の中から今日は何色のスプーンにしようかな、とコーディネートするのも楽しいですね。
好きな色を組み合わせて、ご家庭用に揃えてみませんか。
WRITTEN by Maori Ota