June 21-Fri
国内のワイン需要が高まった10年ほど前から、「バル」という業態が大流行しました。
未だに「バル」の業態は人気で、今では「中華バル」や「日本酒バル」など、
日本で独自にできた新たなバルまで増えています。
そもそも、「バル」とはスペイン、イタリアで発生した文化で、
ふらっと立ち寄れる喫茶・居酒屋というイメージです。
朝はコーヒーとパン、昼は食事とビール、夜は小皿料理とお酒など、
人々の生活シーンに欠かせないお店です。
日本での「バル」といえば、気軽にお酒が飲める、洋風居酒屋をイメージしますね。
夏にはお店特性のモヒートを陶磁器のジョッキで出すと、
さらにお店のオリジナリティーが高まります。
タパスやピンチョスは、1品ずつが少量なので、1人で行っても沢山の種類を頼むことができます。
本場では、2~3軒はしごして、タパスとお酒を楽しむそうです。
写真の器ではブルスケッタを盛りつけてみました。
トマトは体内のアルコールの分解を早める効果があるので、呑兵衛の方にぴったりなメニュー。
裏メニューに〆カレーなんか用意するのもいいですよね。
散々飲んで食べたのに、最後に〆を食べたくなるのは、よくある話です。
あくまで〆なので、小ぶりなサイズの器に、
仕込んでおいたカレーと自家製のピクルスを添えて出す。
必ずや人気メニューになりますよ。
「バル」の魅力は、料理のスタイルだけではなく、
1人で気軽に立ち寄れて、そこに生まれるコミュニティーにもあるように思われます。
様々な人が、様々な目的で集まる場。大人の社交場として、今後もバル人気は続きそうです。
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