ハンドルズグラタン。

ハンドルがついたグラタン皿だからハンドルズグラタン。

いたってシンプル。まさに名は体を表すを地でいく器。

うらをかいたり、こむずかしく考えたりするわけじゃなく、

ありのままをみせる。

ハンドルズグラタンは、

堂々と、偉ぶるわけでもなく、

ハンドルがついたグラタン皿なのです。


小ぶりなサイズに大きめの取っ手がポイント。

スタッキングも出来、家族分そろえても重ねて収納できるので場所をとりません。

やわらかい曲線が、器の素朴感やかわいらしさを作り出しているだけでなく、

スプーンですくった時のすくいやすさや、食べ終わったときの洗いやすさにもつながっています。

色は4色。主張する色ではないので、どんな器と合わせても食卓になじんでくれますし、

どんな料理と合わせても料理のおいしさを引き立ててくれます。

ハンドルズグラタン。

まだ我が家にハンドルズグラタンがない頃、「グラタン皿取って」と言われても、

どのグラタン皿を取ればいいか分からず立ちすくんでいました。

でも今では、「ハンドルのついたグラタン皿取って」と言われれば、迷うことなく

差し出すことが出来ます。

だってハンドルズグラタンだから。


だからと言って、グラタンだけに使うのはもったいない。

ケーキを焼いたり、魚をハーブとグリルしたり、

使い方次第で、用途が広がるのもうれしいですよね。

ハンドルズグラタン。

そのネーミングだけでは計り知れない、使いやすさと汎用性が、

この器にはたくさん詰まっています。

しばらく我が家では、子供用の器としても重宝しました。

ハンバーグやパスタでも、子供はフラットなプレートよりも、

深さがある器の方が食べやすいものです。

しかも大きな取っ手が子供にも持ちやすく、自然と取っ手を持って食べるようになり、

おかげで、我が家では子供たちに、「手は器に添えて食べなさい」ということはありません。

子供たちが片づけをする時も、取っ手を持って持ち運びできるので安心です。

ハンドルズグラタン。

その実態は、ハンドルがついたグラタン皿というだけではないのです。


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