マルミツポテリの社員食堂。土鍋で炊いたごはんが最近の定番です。
毎回美味しく食べていたのですがふとここで1つの疑問が、、、
「これが本当に一番美味しい炊き方なのか、、」
そんな問いが私の頭でぐるぐるとし始めました。
心からオススメできる土鍋ごはんの炊き方を紹介できてこそ
食事を愛する真のマルミツポテリの社員なのではないか、、、!
というわけで今回、私は世紀の大発見を目指し、
土鍋ごはんのおいしい炊き方を研究することにしました。
今回実験を始めるに当たって美味しく炊けるポイントは一体なんなのか、
ちょっと下調べしてみました。
するとこんな記事が「美味しいご飯を炊くには、98℃以上で20分間保つ必要がある」
なんと、、今の炊き方ではきっとこんなに長い時間高温を保てていない。
しっかり加熱時間をとる方法も試してみよう!!
というわけで今回はこの情報も踏まえて、4つのパターンで比較実験を行います。
炊き方編-高温と焦げのバランスは難しい-
中火写真
使う土鍋は「フラム ご飯鍋」。
A,Bは4.3合、C,Dは3.6合を炊きます。(人数の関係上、合数違います、、。)
沸騰まで中火で加熱するのは一緒。
その後の加熱・蒸らし時間を変えて比較をしていきます。
続いて実食編!!
こちらで味わいをチェックしていきます。
実食-やっぱり従来の炊き方が、、-
いよいよ実食の時間です! マルミツ社員に4種類全てのお米を食べ比べていただきました。
一口分ずつ取り分けて、食感や味を比べます。
数値で美味しさを測ろうとしたのですが、お米の美味しさを測る方法は見当たらず、、。
社員の舌に頼って検証していきます。
A
今までの炊き方の土鍋ご飯。
「スタンダードに美味しい!」という意見が多数。
「お米の味わいがしっかり感じられる」という意見も。
シンプルに土鍋ご飯の美味しさを感じられたようです。
B
今回の実験で一番長く加熱したもの。
初めての調理方法でしたが、果たしてその味わいは?
「柔らかい!けどもっと粒が残っている方がいいかな、、」という意見が多かったです。
一方で「甘さを感じた」「うまみがある」という意見も。
「98℃以上を20分間保つ」という方法はお米の甘さを引き出してくれるのかもしれません。
C
こちらも加熱時間をしっかり取り、蒸らし時間をこの中で一番短くしたもの。
沸騰後も中火にするのは初めての挑戦です。
蒸らし時間を短くしたのもどう影響するのでしょうか。
「水分が多くてべちゃっとしている」
「これはない」「炊けていない感じがする」など、、
いい意見はもらえませんでした。
D
実験の最中から焦げを感じていたこちら。
やはり意見として多かったのが
「焦げ臭い」
一方で「焦げ臭くなければこの食感が一番良い」
「香ばしさを感じる」
など、前向きな意見も数件ありました。
結論-加熱と蒸らしの2つの時間-
以上の実食を終え、この4つのお米の順位を参加した社員に
それぞれ決めてもらい、そちらを集計しました。
結果がこちら!!
1位 A | 2位 B | 3位 D | 4位 C
一番人気は今まで通りの
沸騰→弱火 10分→蒸らし 10分
という結果に。しかもダントツの人気。
しかし一方でBを一番高く評価している人も数人見受けられました。
このことから、加熱時間をもっと細かく分類し実証していけば
「ふっくら美味しい」と「やわらかすぎ」のちょうどいいバランスを
探ることができるのではないかという可能性も見えてきました。
しかし、加熱時間を分類と言っても「中火で一気に」の場合、
焦げてしまう可能性があるため、
「弱火でじっくり」で調整した方が良さそうです。
また、一方で
加熱を十分に行っても、蒸らし時間が短過ぎると
土鍋の中に水分が残ってしまい、炊ききれていないお米になってしまうという
結果が得られました。
「蒸らしは少なくとも10分とる」
これはしっかり守った方が良さそうです。
今回はやはり今までの炊き方で十分美味しいという結果になりました。
しかし、より美味しい土鍋ご飯の炊くには、まだまだ課題は残っているようです。
美味しい土鍋ご飯を目指し、まだまだ研究を続けることにします。
今回のまとめ
A:沸騰(13分)→弱火 10分→蒸らし 10分 (普通に美味しい)
B:沸騰(11分半)→弱火 15分→蒸らし 20分 (べちゃっと米が柔らかくなりすぎてしまった、甘いと言う意見も)
C:沸騰(12分)→中火 7分→弱火 7分→蒸らし 6分(水っぽくてちゃんと炊けていない印象、ダントツ不人気)
D:沸騰(9分半)→中火 8分→蒸らし 12分(焦げてしまい、米全体が焦げ臭くなった。焦げの香りがなければ食感などは○)