世紀の大発見を目指して始めた土鍋ご飯の炊き方の実験。
前回の実験では時間の幅が広かったので、
今回はもう少し幅を狭くして、細かく検証していきます。
心からオススメできる土鍋ごはんの炊き方を紹介できてこそ
食事を愛する真のマルミツポテリの社員!
というわけで2日目の実験開始です。
2日目
前回の実験を踏まえて、土鍋ご飯を炊くポイントとして
「加熱時間」「蒸らし時間」をもっと細かく見ていく必要があるとわかりました。
そのことから、前回1番人気だった「沸騰→弱火 10分→蒸らし 10分」
という今までマルミツが紹介していた炊き方をベースに
また新たな4つのパターンで比較実験を行います。
炊き方編-カニ穴もしっかり-
使う土鍋は今回も「フラム ご飯鍋」。
A,Bは4.7合、C,Dは3.3合を炊きます。(人数の関係上、今回も合数違います、、。)
前回と同様、沸騰まで中火で加熱するのは一緒。
その後の加熱・蒸らし時間を細かく変えて比較をしていきます。
前回の実験と違い、いずれも見た目は美味しそうに炊けていました。
焦げることもなく、べちゃっともしていない。
見た目にはほとんど違いはありませんが、
果たして味・食感には違いが出たのでしょうか?
続いて実食編!!-固め、柔らかめはお好みで-
実際に食べて美味しさをチェックしていきます。
いよいよ実食の時間です!
今回もマルミツ社員に4種類全てのお米を食べ比べていただきました。
一口分ずつ取り分けて、食感や味を比べます。
A
今までの炊き方の土鍋ご飯。
言わずもがな、社員には馴染みの味わいのこちら。
今回はこれをベースに比較する社員が多かったです。
シンプルに美味しいAのご飯。
今回はこれを超えられるお米は現れるのでしょうか?
B
今回の実験で一番加熱時間が長いです。
「柔らかい!甘い!」と評価する声がある一方で、
「べちゃっとした印象がある」「柔らかいタイプはあまり好きではない」という意見も。
意見が割れてしまいました。
この辺りはもうお好みなのでしょうか?
C
こちらは加熱時間はそのままで、蒸らし時間を長くとったもの。
「柔らかい」「おいしい」という意見はもらえたものの、
一方であまり好みではないという人も数人、、
果たして、順位はどうなるのでしょうか?
D
唯一おこげができていたDのご飯。
「しゃっきりしている」「粒がはっきりしている」
とこちらは食感のしっかりしたお米に。
「これが好き!」という人もいれば「もう少し柔らかい方が、、」
という意見もあり、これも意見が別れるのかなという印象でした。
結論-自分好みにアレンジ-
以上の実食を終え、今回もこの4つのお米の順位を参加した社員に
それぞれ決めてもらい、そちらを集計しました。
結果がこちら!!
同率1位 B,D | 3位 C | 4位 A
今回なんと同率1位が2つ。
Bの柔らかめご飯とDのしっかりタイプのご飯という結果に。
しかし、前回の投票と違い3位のCも1位と1票差と
どのご飯もほとんど票の差がなく、「固め」「柔らかめ」の好みで票が分かれました。
このことから、従来通りのAの炊き方をベースとし、
自分好みで好きな固さに調整して土鍋ご飯を楽しんでもらうことも可能なのでは?
という結論に至りました。
2回の実験を通した結果、
沸騰→弱火 10分→蒸らし 10分
を基本とし、柔らかめが好きな人は沸騰後の加熱時間を1,2分ほど長くとる。
という結果に。
しかし、固めタイプに炊き上げるにはどうするのがベストなのか、、。
蒸らしは長くとると柔らかくなり、短過ぎても水っぽくなる。
沸騰後の加熱時間は長いとふっくら柔らかくなり、
短いと水っぽさが残っていたり、芯が残って食べられない可能性がある。
ということは残された条件は1つ。
沸騰までの時間を変えて実験を行ってみよう!
美味しいご飯にたどり着くための道のりはまだまだ続きます。
今回のまとめ
A:沸騰(10分)→弱火 10分→蒸らし 10分 (普通に美味しい)
B:沸騰(12分半)→弱火 12分→蒸らし 10分 (柔らかい)
C:沸騰(8分半)→弱火 10分→蒸らし 12分 (あまりAと差がない、ちょっと柔らかめ)
D:沸騰(11分)→中火7分→弱火 3分→蒸らし 10分 (粒が立ってる)