United kingdom
Audrey
オードリー
「作る時間も食べる時間も楽しむお菓子の器」
アフターヌーンティーをはじめとした、英国のお茶会に欠かせないのが甘いお菓子たち。
スコーンやジンジャーブレットケーキなど、シンプルで素朴ながらも、
古くから愛されてきた伝統的なお菓子がイギリスにはたくさんあります。
レシピを眺めていると、実際に味わってみたくなるもの。
異国の歴史に思いを馳せながら、お菓子作りを楽しみ、
焼きたてのお菓子と紅茶の甘い香りに包まれて、会話も弾むお茶のひとときを過ごせたら。
そんな思いから、オードリーを企画しました。
アイテムは全部で4つ。
ケーキや、プリン等の焼菓子づくりを楽しめるオーブン対応のタルトとココット。
ケーキを盛りつけたり、取り分けるのにぴったりなプレートはφ200とφ155の2サイズ。
タルトと200プレート、ココットと155プレートは、
お菓子をより引き立ててくれるよう、それぞれ重ね使いできるサイズにしました。
お菓子をくるりと包みこむ装飾は、ラッピングしたような特別感を演出しています。
小さな果実やお花がほころぶ花柄は、春のガーデンをイメージ。
春の植物のらしいリズム感のある動きがでるよう、葉や枝の動きや配置にこだわりスケッチを重ねました。
重ね使いした時の見え方も意識して仕上げています。
フリルやレースを思わせる形状は、立体的なレリーフが陰影を生み、
絵柄をさらに印象づけることで、シンプルなケーキも華やかに見せてくれます。
凹凸のある面に絵柄を施すのは、職人の技術が光るポイントでもあります。
上品な可愛らしさのあるラベンダーと、イギリスのクラッシックな絵付けの器を思わせるインディゴ。
どちらも春夏の季節に合う優しさと爽やかさのある色です。
出来上がったお菓子は、自分で楽しむのはもちろん、
器も合わせてギフトにするのもおすすめです。
見た目も、香りも、味わいも魅力的な甘いお菓子たち、
ぜひオードリーと一緒に楽しい時間をお過ごしくださいね。
WRITTEN by Mihoshi Mizumoto