September 04-Fri
コロナ禍において飲食業界は宴会自粛等もあり厳しい状況が続いています。
飲食店では空調を使った換気やお客様入店時の検温と手消毒をしっかり行うなど、ガイドラインに沿ったコロナ対策を徹底して行っています。
ただ飲食店やお客様個人の対策には限界があり、長い時間を要する宴会はマイクロ飛沫感染等のリスクが上がる為に自粛傾向にあるのが現状です。
とはいえ外食そのものは悪いわけではないのでコロナ対策を行った新しい提供方法の宴会を打ち出して、お客様に安心して利用してもらいましょう。
例えば料理の品数はそのままで、宴会料理の前菜系4品をワンプレートで提供すると、一品ずつの提供と比べると提供回数が減り時短につながります。
ただ「時短の為だけにワンプレートに切り替えた感」を出さない器の使い方が重要で、写真のような白磁のキリっとした横長フラットプレートを使用すれば、それぞれの料理のかたちが際立って見えます。
宴会料理では初めの一皿はお客様の想像を超えるインパクトが必須で、「ソブル長付出皿」はその実用性と美しさの両方を兼ね備えたお皿です。
全ての料理を個々提供すると調理スタッフ、ホールスタッフともに負担がかかるので、サラダはシェア提供でもいいでしょう。
ただコロナ対策としてシェア用カトラリーは共用ではなく個々に用意。
写真の「フリシティブラック」シリーズは黒マット仕上げの為、食事用はシルバー、シェア用は黒マットと分けておけば間違えずに使い分けができます。
主菜も2種盛りできる器を使って提供回数を減らしましょう。
「デュガンティ」は2つの長方形トレイが連なるシャープなフォルムの仕切り皿。
お皿は角張った印象なので、半円形状や丸形状に仕上げられた料理を盛りつけると、そのかたちがより強調され美しく見えます。
コロナ対策の器でも料理人の創作意欲を掻き立てる器は必要です。
宴会の締めの「お食事」は個々での提供になりますが、「茶碗にごはん」ではなく「焼物皿に手毬寿司」を提供し最後までお客様を楽しませてあげましょう。
焼物皿は新たに買い足さなくても既存の器で賄えると思います。
費用をかけずに器の新しい使い方を考えることもコロナ禍では重要なポイントです。
写真のお皿は「黒柿釉8寸焼物皿」
「美味しい料理を親しい仲間と楽しみたい!」という欲求は、このコロナ禍で今後ますます増えて行くでしょう。
そうしたお客様の声に応えられるよう、飲食店側では器の使い方を考え直す必要があると思います。
器に関するご質問などありましたらマルミツポテリまでお問合せ下さい。
器コンシェルジュがベストな使い方や組み合わせをご提案致します。
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