みなさんは器を買うときの決め手ってありますか?
盛り付けやすさだったり収納のしやすさだったり、
持っている器との相性だったり、色々あると思います。
私はというと、、、
「この器がお家のテーブルにあったらお洒落!」
なんて器に憧れを持つと買ってしまいます。
結構形から入る方です。
というのも正直私はお料理するのは好きだけど、自信はないタイプ。
器の持つ力を存分に利用しよう!と思っているんです。
そんな感じでまた憧れの器を買ってしまいました。それがチェルキオ9寸皿。
いたってシンプルなのに、凛としていてすごく格好良い雰囲気があるんです。
そんなチェルキオはマルミツポテリの中でもレストランやホテル向けに企画されてい
るプロユースブランドsobokaiの商品。
そう思うと確かに、無駄のない洗練された雰囲気が
モダンフレンチのレストランなどに出てきそうな雰囲気。
ますます憧れが強まります、、!
あ、もしかしてみなさん、
お料理が得意じゃない私に見合うものが作れるのか?!って
心配してくださっていますか?
大丈夫です。チェルキオはそんな私にも優しいのです。
実は“絵を描くようにお料理を盛り付けられる器”
というコンセプトもあるチェルキオ。
自由に盛り付けを楽しめるように、極力盛り面を広く平らにしてあるのです。
メインのお肉料理を豪快に盛ったり、
余白を活かしてデザートのケーキにフルーツをちょっと添えてみたり、
手まり寿司を均等に並べてみたりしても!
極端な話、広い盛り面だとどさっと適当に盛り付けてもきれいに食材が広がるので
わざとそうしたかのように様になるんです。
私はまずそうしてみています。
でも約28cmもある盛り面をフラットにさせるのは容易いことではないようで、、。
きれいな真っ平らにするために、
窯屋さんや型屋さんと相談して何度もサンプルを試作して
ようやくここまでフラットにできたそう。
いたってシンプルに見えても、実はたくさん計算されて出来上がったこの形。
磁器とは違い土の少し凹凸のある質感でありつつも
綺麗にまっすぐ広がった盛り面をぜひ手にとって見ていただきたい。
そしてチェルキオは個性的な釉薬で、
盛った食材をぐっと映えさせるこだわりもあるのです。
白はうっすら透けた黒土も相まってグレーにも見える濁った白。
この深みのある色味が柔らかさもありつつ重厚感さえ感じさせています。
実はフラットで大きな盛り面に白い釉薬をかけるだけだと、
釉薬のムラがすごく出るんだそう。
もちろんそのムラも味わいがあっていいのですが、
今回はフラットさを強調するためにもムラの出方が少なくなるように、
黒土に白化粧をしてから白い釉薬をかける、
といった1行程増やしてこの色を出しているのです。
そして黒。私はこちらを使っています。
虹彩釉という鉄分の多い釉薬がかけられているのですがこれまた珍しい雰囲気。
全体はマットでありつつ、細かく入った光沢や虹色にも見えるツヤが見られ、
品がありながらシャープな印象を与えます。
そんなチェルキオに私が初めて盛り付けたのはローストポテト。
軽く茹でた小さめのじゃがいもを
潰したニンニクとローズマリー、オリーブオイルと一緒に混ぜ、
あとはオーブンで焼くだけ、という簡単レシピ。
「色味のないメニューになっちゃった、、」って
落胆しかけましたがそんな時もチェルキオは助けてくれるのです!
黒でも細かく入ったツヤがあるため重くなりすぎず、
でも黒の合わせた色を引き締め際立たせる効果はあり、、、
ホクホクとしたジャガイモの黄色も、
しんなりしたローズマリーのグリーンもくっきりと見せてくれました。
無造作に盛ったのもしっかり様になっていて
色目が無いメニューも格好の良い1品になったんです。
やっぱり盛り付けてお洒落に見えるとやる気が増しますね。
また挑戦しよう、と思えます。
ずっと呼んでいるチェルキオという名前。
イタリア語で円や輪という意味だそうで、商品名にしたのには、
食事から人の輪が生まれるみたいな意味も込められているんです。
たしかに、この品のある佇まいならおもてなしにもぴったり。
手料理を振る舞いたくなりますね。
Sobokaiはプロユースブランドだと聞くと、
お店のようなお料理は作れないし、、と思われるかもしれませんが、
気負わずぜひ1度使ってみていただきたいです。
いつものお料理もまたちがう雰囲気に見せてくれますよ。
どんなお料理も盛り付けも受け止めてくれるチェルキオ。
あなたならどうやって使われますか。
ぜひ想像を膨らませながら見にいらして下さいね。
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