「ペルシュ」とはフランス語で「止まり木」という意味。
鳥が止まって休む木のような、ほっと一息つくお茶の時間に、寄り添う存在になるように。
そんな思いで名づけられています。
洋梨のような可愛らしい形のポットで、眺めているうちにどんどん愛着がわいてきます。
白、アメ、ルリの3色あり、どれもそれぞれ良いのですが、私のお気に入りの色は「ルリ」。
ツヤがあり、光にあたるとキラキラと反射して綺麗なんです。
ルリ色のポットって、ちょっと珍しいと思うのですが、深みのあるルリ色は気分を落ち着かせてくれます。
ルリ色はカラフルなお菓子との相性が良く、マカロンやショートケーキ等と一緒に楽しむのがおススメです。
そして、ペルシュの魅力は何と言っても美しい曲線のフォルムです。
ペルシュは下膨れな形がふっくらしていて愛嬌があり可愛いなぁと思います。
でも決してズッシリと重い印象はなく、むしろスッキリとした綺麗な印象があります。
そういった印象は、ペルシュの細かいのデザインが作り出しています。
まず、このシュッと長く伸びた注ぎ口。細く伸びていてスタイリッシュです。
口先の薄作りな形も丁寧にデザインされていています。
柔らかい曲線が美しいシルエットを作り出しています。
そして蓋のつまみ。
ちょこんとついた小さなつまみは、ずんぐりとしたシルエットのアクセントになっています。
下に向かって細くなる形状なので、指で摘まみやすいです。
フチは玉縁になっています。
全体が柔らかい曲線のデザインなので、この玉縁があることでカチッとシルエットが引き締まります。
レトロな雰囲気も作り出しています。
そもそもペルシュは、アンティークのやかんの形をイメージして作られました。
そう言われると、確かに薬缶みたいかも。
薬缶の面影を感じるのは、この金具の取手。
スッキリとしたポットの身に、土瓶のような無骨な取手が付けられていて、ちょっとアンバランス。
しかしそれらが融合することで、和洋折衷のお洒落な雰囲気が作り出されていて、上手いデザインだなと思います。
ペルシュは和洋どちらの雰囲気も兼ね備えているので、紅茶や緑茶、問わず使っていただくことができます。
そしてペルシュと一緒に使って頂きたい、おすすめのカップが「ロリエフ」。
こちらも、お湯のみやコーヒーカップとして、和洋問わずにお使いいただけるアイテムです。
ペルシュと色を合わせてお楽しみいただけます。
考え込まれた美しいシルエットのペルシュ。
本当に、止まり木のように穏やかな存在のポットだなと思います。
ペルシュでゆっくりとお茶の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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