もうすっかり季節は秋になってきましたね。
秋というと食欲の秋!ただ、たくさんのおかずをバランス良く摂るには、一汁三菜がオススメです。
今日は一汁三菜で使える、オススメの銘々鉢のご紹介です。
家族分の銘々皿は持っているけど、銘々鉢は意外と持っていないかも…?という方、多いのではないでしょうか?
家族分の煮物料理や汁気のある料理を取り分ける際にはこれくらい立ち上がりのある銘々鉢が便利です。
ピタはたたら成形という製法で、型を使わず職人さんの手で一つ一つつくられています。
また四角い形状ながら角の部分も丸いので、やわらかい印象です。
また、形も微妙に歪んでいたり、ゆらゆらとしたラインが手作りならではの温かみを感じますね。
色味は粉引、グレーの2色。
粉引きは化粧度を施すことで、やさしい風合いとあたたかみのある白に仕上がっています。
グレーは鉄粉が多めに出る土に、釉薬も焼成により流れや表情がでやすい釉を使うことで、均一ではなく、
変化のある灰釉です。
ちなみにみなさん、寄せ盛りってご存知ですか?
和食の基本の盛り方の一つで、写真のように複数の異なる形の食材を
美しく盛り付ける盛り方なんです。
中央に大きな形くずれしない食材をおき、その周りを囲うように寄せながら他の食材を盛る
盛り方です。こうすることで一つ一つの食材の顔がちゃんと見えて美しく見せることができ
るんです。
通常、寄せ盛りをするには器の平らな盛り面が広く、適度に立ち上がっている形がオススメなんですが、
実はもう一つ、寄せ盛りに適した形があって、
それがピタのような形なんです!
ピタは鉢の中でも、中央の盛り面が狭くなっており、側面は斜めに直線的に広がっています。
これによって盛りつける料理が自然と中央に集まり、寄せ合うことで寄せ盛りが
とてもしやすい器になっています。
まさに寄せ盛りにピッタリな器なんですね。
寄せ盛りは肉じゃがやピクルス、筑前煮など普段の料理でも十分活用できます。
シンプルですが、料理が美しく見せれる器っていいですよね。
みなさんもピタと一緒に寄せ盛りに挑戦してみては?
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